数研出版の「プレミアムカラー国語便覧」を買った。
中身の充実ぶりがすごくて、オールカラーでズシリと重い。
ぼくが高校生だったころの国語便覧はこんな凶悪な重さではなかった気がする。
なのにそれが定価で1000円もしない。なぜこんなに安くできるのだろう。昨今は文庫でももっとするのがあるぞ。
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ぼくが高校を出て以降に更新された現代文学パートの最新情報を目当てに中古のを買ってみたのだけど、予想外に古典分野の説話文学とか、歌物語あたりの解説にもっとも引き込まれた。
秋の夜長を大人が過ごすためのおともにもなる、いい本だった。
国語便覧はほかにも数社から出ている。いずれもタイトルからしてカラー写真によるビジュアルな資料性を前面に押し出していて、プレミアムカラー国語便覧に負けず劣らず重そうである。そしてやはり価格が安い。
- 文英堂の原色シグマ新国語便覧
- 数研出版のクリアカラー国語便覧
- 第一学習社の新国語便覧―カラー版
大人向けでほぼ同じような内容と思われる「社会人のためのビジュアルカラー国語百科」が2420円ほどするので、やはり素直に高校生向けのなかから選ぶのがお得だ。
中古の安いのだと数十円+送料くらいで買えるので、おいおい買い足していって各社のものを揃えて比較してみようかと思ったりしている。
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