買ってきたプラスチック製品に貼ってあるシール。きれいにはがせるシールならいいんですが、中には不親切というかやりすぎというか、べったり貼りついて剥がしあとが残ってしまうものがしばしばあります。
今回この剥がしあとを除去するのにアルコール、水、台所用洗剤、ハンドクリームなどを試してみました。
しかし最も効果的にシールの跡を拭き取れたのは、意外なことに「鼻の脂」でした。
シールの跡は鼻の脂で簡単に剥がせる
実はこのシールの剥がしあとを除去するのに、「鼻の脂」が大変役に立ちます。
まさか鼻の脂が…と思いますが、でも本当にこれは効きます。お試しあれ。
剥がすことを想定していないシールがある
このシールのように簡単に剥がせるシールならいいんですが、同じように剥がせるものだと思って剥がしたら盛大に跡が残ってしまうシールもよくあります。
今回はプラの小さい広口瓶でこうしたパターンにあたってしまいました。
商品画像にはラベルがないので、あと残りなく剥がせそうなものなんですが。
きれいにはがすのに失敗したシールがこちら。
こうなってしまったので、手持ちのいくつかの材料だけでこの跡を拭き取れないか試してみました。
アルコール
まずはアルコール。
新型コロナがらみで、手指の消毒用にアルコールを持ち歩いています。100パーセントのものではありませんが、これで試してみました。
ティッシュにアルコールを含ませてしばらく貼り付けておき、その後こすってみます。
残念。あまり効果は感じませんでした。濃度が問題なのかもしれません。
ハンドクリーム
ハンドクリームで拭き取れるという情報もあったのでこれも試します。
とりあえずザーネで拭いてみましたが、ほとんどまったく効果なし。ハンドクリームで全体を落とすのはコスパが悪そうです。ニベアならいいのかどうか。
水・洗剤
水につけおきしたものを拭き取ります。
封筒に貼られた切手などはこれでぺろりと剥がれてくれましたが、強力なシールだとそうもいかない模様。
表面だけが剥がれました。
洗剤をつけてみても水だけと大差なし。糊の部分は丸々のこっているようです。
あまりごしごしこすってもプラスチックに傷をつけてしまいます。
鼻の脂
意外なことに、実はこれがシールの剥がしあとには大変効果的。
鼻をぐりぐり触ってから、シールの左上のほうから指の腹でこすってみると、
あっ。
あっあっ。
いとも簡単にシール跡をリムーブできるのです。
まあぼくも成人男性とはいえ中東の油田のように豊富な産油量はありませんから、これだけでシール剥がし剤のようにオールマイティに使えるとはいきませんが、わずかに残った剥がしあとであれば、本当に簡単に除去してくれます。
またシールだけでなくセロテープの跡なども鼻オイルで除去できます。人は鼻からシール剥がしを産出する生き物なのでした。
ジッポーオイル
油脂が効くとわかればジッポーオイルではどうでしょうか。
あらあらあらと思う間もなく、糊部分があっという間にドロドロになって、シールの残りをきれいさっぱり拭き取ることができました。これは期待した以上でした。
シールの糊にはアルコールよりも油が断然有効です。
食用の油でも同じことができそうです。
ずっと前に買ったままライターにはまだ使ったことのないジッポーオイルが、今回初めて役に立ちました。買っといてよかった。