スピーカーケーブルはカナレの4S6Gにしました

カナレの4芯スピーカーケーブルを自分で接続する

カナレ4S6Gを購入

ミニコンポのスピーカー入れ替えのためにスピーカーケーブルを新調しました。

選んだのはカナレの4S6Gです。

サウンドハウスとAmazonで比較し、価格の安かったAmazonで2m分購入しました。

Amazonのマーケットプレイスでは、単価が少々高いですが送料が無料で2mまでなら安いことがわかり、そちらを選びました。

3m以上の場合には、送料が付きますが単価の安いサウンドハウスが安くなります。

見た目は太いが柔らかい

カナレの4S6Gは4芯ケーブルで、ミニコンポに付属のスピーカーの細いケーブルと比べると10倍くらい太い見た目をしています。

しかし伸ばしてみると案外柔らかいものだなと感じました。

少しは余裕を持った長さなのかなと思い測ってみましたが、正味2メートル+数mmくらいで、おまけ的な長さはありませんでした。

4芯ケーブルのつなぎ方

カッターを使ってケーブルの一番外側の黒い皮膜をむくと、紙とひもで保護されている4本の線が現れます。

らせん状に巻いてあるひもをほぐすと、赤系2本と白系2本のコードが出てきます。

それぞれ適当な長さに芯を露出させます。

この作業は、ラジオペンチについているケーブルストリップ用の穴を使ったので楽にできました。

私はちまちました作業が決して嫌いなほうではありませんが、銅線を切り落とさないようにカッターだけで被膜をむいていくのは結構面倒くさい作業になるだろうと思います。

写真の奥のほうに見えているペンチはこれです。

芯を2本ずつまとめる

今回つなぎたいスピーカーは、プラスとマイナスの接続端子が一つずつの、(バイワイヤ接続には対応していない)一般的なタイプですので、4芯を2ペアにまとめて2芯ケーブルとして使用します。

また、バナナプラグやYラグなどの接点用アイテムは今回は使わず、直接差し込むやりかたでいきます。

赤系同士と白系同士をこのように一緒にねじります。

ミニコンポ側も同様にまとめます。

2本のケーブルの両端で計4カ所、このように処理していきます。作業もだんだんと上手になります。

ひとつ気付いたこととして、黒い皮膜はあらかじめ長めにむいておくと、あとで接続端子に差し込む作業がしやすくなります。

スピーカーとコンポの端子に接続する

まず、スピーカーでもコンポでも、ケーブルの赤はプラス(+)に、白はマイナス(-)につなぐと決めておきます。

要はコンポのプラスがスピーカーのプラスへ、マイナスがマイナスへときちんとつながればいいのです。

まずスピーカーからつなぐことにしました。

スピーカの端子のねじをゆるめると、軸に垂直方向の穴が開いているので、そこに下からケーブルの銅線を差し込み、そのままねじを締め付けます。

スピーカーの端子は赤がプラスで黒がマイナスでしたので、赤いケーブルを赤い端子に、白いケーブルを黒い端子に接続します。

このとき被膜の部分まで挟み込まないように、銅線だけが端子に接触しているかどうか確認しましょう。

コンポ側でも同様に、スピーカーの左右を確認しつつ、赤をプラス、白をマイナスに接続します。

音を出してみて正常に再生されれば成功です。

カナレ4S6Gを使ってみた感想

初めてスピーカーを交換して、4芯ケーブルというものを使ってみました。以前のスピーカーより格段にいい音がしており、結果は大成功といえそうです。

私はケーブルごとの音質に凝るようなオーディオマニアではないので、ケーブル単体での音質の善し悪しは判断できません。しかしこの機会に、評判のいいスピーカーケーブルが漠然と想像していたよりもずっと安い値段で購入できると知り、おもわぬ満足感がありましたし、作業としても楽しいものでした。

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