レビュー・充電式バリカンER-GF81(Panasonic)は、長めのアタッチメントが便利

Panasonic ER-GF81

セルフカット用にPanasonicのヘアーカッター「カットモード ER-GF81」を購入しました。

充電式・コード式両用で長く使えそうな電動バリカンであることと、市販中で最も長い部類の、70mmのアタッチメントがついていることなどが決め手となりました。

Panasonic ER-GF81の使用感をレビュー

ER-GF81の特長

ER-GF81

ぼくはこれまで2年ほどは、手動のすきバサミを使ってセルフカットをしていたのですが、今回、多くの機種の中から最終的にパナソニックのER-GF81を選んで購入しました。

このER-GF81の最大の特徴は、長さ70mmまでのアタッチメントがついていることです。

ER-GF81は、コードレスで使える充電式では、最も長めの髪にまで対応した機種といえます。

Amazonでしらみつぶしに捜したところ、この機種ともう一つ、マクセルイズミの HC-FW26-A だけが70mmに対応していました。

また、Amazonのレビューにみられるユーザー評価の高さ、とりわけ最近の製品には珍しい「低評価のなさ」も、購入に至った大きな理由でした。

「さすがはパナソニック」と今でも言える製品だと思います。

充電・コンセント両用

充電式なので、基本的にコードレスの電動バリカンとして使います。

万が一使用中に充電が切れたり、また将来的にバッテリーがへたってきても、コード付きのバリカンとして使えます (交流モード)。

そのため、充電・電源ケーブルも180cmほどの長さがあります。

ヘアカットガイド

説明書のほかに「カットモード テクニックブック」という小冊子がついていました。

スタイル1から5までは男の子と女の子の髪型別ガイドで、成人男性向けにはショート、ビジネス、ミディアムの3パターンのヘアカットガイドが載っています (成人女性向けのページはありませんでした)。

初回はこれを見ながらセルフカットしました。

付属アタッチメントが豊富

付属のアタッチメントは計7つです。

  • 刈り高さアタッチメント(3・6mm用、9・12mm用、15・18mm用)
  • スライドアタッチメント(20~40mm用、50~70mm用)
  • 耳周り&ナチュラルアタッチメント
  • スキ刈りアタッチメント

長さ別のアタッチメントが5つありますが、一人で使うのはせいぜい2つくらいでしょう。

ぼくは50~70mm用とスキ刈りアタッチメントだけに落ち着きそうです。

長いアタッチメントは多用する

購入時の状態である程度充電されていましたが、さらに追加で充電してから実際に使ってみました

一番長いアタッチメントの50~70mm用は、好みの長さに合わせてカチッ、カチッとスライドさせて使います。

付け替えるのではなくスライドで三段階に長さを替えられるのが、使ってみると便利。

最終的に50mmで刈る予定の部分でも、バランスを見ながら70mmから段階的にカットしていくことで、失敗を減らして思い通りの長さにすることができます。

ガイドの小冊子では、メンズで髪が一番長い「ミディアムスタイル」はもちろん、中間的な長さの「ビジネススタイル」でも70mmでカットする箇所があり、短髪以外であれば長いアタッチメントは必須かと思います。

耳周り&ナチュラルアタッチメント

耳周り&ナチュラルアタッチメントは、なだらかに角度をつけて耳周りをカットできるアタッチメントです。

(上の内容物一覧の写真では、本体にセットされた状態です。)

個人的には次の「スキ刈りアタッチメント」だけでも十分かもと思いました。

スキ刈りアタッチメントが秀逸

ER-GF81とその姉妹機種には、「スキ刈りアタッチメント」がついています。上の内容物一覧の写真では、一番左上にあるのがそれです。

これが実に秀逸です。

髪をなでるようにして使いますが、気になるところだけわずかずつボリュームダウンができるので、使いながら、「これはバリカン消しゴムだなあ」などと考えたりしました。

前髪も、すきバサミや斜めに細かくハサミを入れたような感じで、うまい具合に「揃えずにととのえる」カットができます (注:個人の感想です)。

水洗い可能

本体は水洗いも可能となっています。ただ洗うとまた乾かす手間もかかるので、まあ普段は説明書にあるとおり、ブラシで細かい髪の毛を払うくらいでもいいんじゃないかと思います。

ただ、この付属のブラシがかなりしょぼいです。

(上の写真ではオイルのボトルの下に見えています。)

100均にでももっといいのがありそうですが、ぼくは白髪染めについていたブラシを使い回してみました。歯ブラシを再利用してもよさそうです。

本体をブラシで掃除したあとは、使ったアタッチメントだけさっと洗っておけば次回まできれいに保管できます。

注油オイル

使用前後のお手入れ用に、注油用オイルも付属しています。

1~2か月に1回程度の散髪であれば、付属の小さいボトルで少なくとも数年以上は持つでしょう。

このオイルを使い切ったあとは、公式サイトの製品ページでは下のシェーバーオイルがオプションとなっています(…が、個人的にはベビーオイルでも十分かなと思います)。

アタッチメントの少ない姉妹機種

本体が色違いで、収納バッグを省き、アタッチメントの数が少ないセットもあり、その分価格が安くなっています。

まずはこちらがこのページで紹介しているシルバーボディのER-GF81です。アタッチメント7つに収納バッグも付いています。

ピンクのER-GF71は一番長いアタッチメントがついていません。

ただしこの50mm~70mmのアタッチメントには別売りがあります。

ホワイトボディのER-GF41はスライドアタッチメントなどが省かれた短髪向けで、価格も格安です。

IZUMIのHC-FW26も70mmまで対応できる

ER-GF81と同じく70mmの長さのカットができるもう一つの機種、マクセルイズミのHC-FW26-Aがこちらです。値段はER-GF81の半額程度です。

ぼくはこれも検討したうえで、総合的に見てER-GF81のほうを購入しました。

パナソニックのER511P-Gという機種はもっと長い80mmまで対応可能なのですが、充電式でなくコードレスにならないのが、ぼくにはやや難でした。でもこちらには刈った髪を吸い取れるという独自性もあります。

ちなみに散髪ケープはこの製品を使用しています。首元をフックで無段階に調節できて、マジックテープのように切った髪がくっつかないのでおすすめです (Amazonではプロの理髪師さんからも高評価を得ていました)。

 

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