銀行から、「未利用口座管理手数料のお知らせ」のハガキが届いた。
たしか以前ニュースで耳にしたことはあったけれど、「未利用口座管理手数料」って、なんだっけ?
「未利用口座管理手数料」とは?
口座を長期間使っていない
この口座は地元の地銀のもので、昔携帯電話の料金を引き落としで支払うためにもっぱら利用していた。
その後は電話料金を別の銀行の口座からのクレジットカード払いに切り替えたため、こちらでは長い間お金の出し入れがなかった。
現在の残高は800円弱。すっかり存在を忘れていた。
最後にこの口座を利用したのは、確認してみると2021年11月。それ以来、現在まで3年近く放置されていることになる。
それで今回の通知が来たのだろう。
未利用口座管理手数料の対象
未利用口座管理手数料は、経費の負担や、休眠口座が不正行為に利用されることを防ぐ狙いもあって、2021年ごろから、多くの銀行や信用金庫で採用されてきている。より一般的には「口座維持手数料」とも呼ばれるそうだ。
当初は2021年4月以降に開設された口座のみを対象にしていたが、金融機関によっては、それより前に作られた口座についても対象にするようになってきている。
実際、ぼくの口座も十数年前に作ったものだったけれど、銀行のプレスリリースを確認すると、やはり最近になって新たに対象になっていた。
対応
通知の内容によれば、期日までに入金するかお金をおろすかする(つまり利用履歴を新たに加える)か、あるいは大人しく1320円を引き落としという形で支払えば、このまま口座を維持できる。
ぼくの場合は残高が1320円に足りないので、このまま放置していると、全額引き落とされて、そのまま口座も解約されることになる。
このあたりは、各金融機関で条件や対応が異なるとは思う。
今後のために口座を維持しておくかどうか考えてみたが、ほかの銀行にも口座はあるので、このさい解約してしまっても構わない。
すでに残高が0円とか、数十円ならば、いっそそのままにして口座が消え去るのを待ってもいいのだけど、約800円というのは、銀行にお布施してしまうにはちょっと惜しい額だ。
機会を見て窓口で解約してくることにしたい。