もったいない本舗に送料無料の件でお問い合わせのメールをしてみた

ぼくは楽天市場にあるネット古書店「もったいない本舗おまとめ店」をときどき利用する。

おまとめ店では、商品購入の合計額が3980円以上だと全国一律で送料無料になる。

今回の買い物では合計額がぴったり3980円になったので、送料はかからないはずだと思っていたのだけど、注文確定してみたらきっちり送料分の398円もよけいに支払うことになっていた。

なぜだろうと思い、メールフォームから問い合わせを行った。

もったいない本舗おまとめ店に送料無料について問い合わせてみた

楽天の39ショップ制度

楽天市場には「39ショップ」という制度があり、ひとつのショップでの購入金額が3980円以上になると送料が無料になる。

これは従来店舗ごとにばらばらだった送料のシステムをわかりやすくしようと今年(2020年)に入ってからまとまった制度で、楽天市場にあるショップの8割がたが参加しているものだ。

ただし、沖縄や離島など一部地域はその例外となっており、送料無料になるハードルが9800円と高く設定されている。

【楽天市場】送料無料ラインガイド
楽天市場では2020年3月18日(水)より、送料無料ラインを導入しました。特定商品・一部地域を除き、同一の対応ショップ内の購入が3,980円(税込)以上で送料無料、沖縄・離島・一部地域への配送は、9,800円(税込)以上で送料無料となります...

もったいない本舗の送料のシステム

もったいない本舗おまとめ店では、楽天市場がこの39ショップ制度を導入するよりも前から、ショップ独自のシステムとして、合計3980円以上で送料無料、それ未満なら送料398円としていた。だから沖縄県民のぼくも3980円以上のまとめ買いをすればその恩恵に浴することができた。

しかし今回の買い物はなぜか送料無料になっていない。

39ショップ制度の導入以降は以前と送料のシステムが変わっているのか? というのが今回生じたぼくの疑問だ。

問い合わせのメールと返信

注文確定後に届いた確認メール内にお問い合わせ用のリンクがあったので、そこから送料無料について問い合わせてみた。

こんにちは。先ほど御ショップより本とDVD・CDを購入させていただきました。

以前より、商品の合計価格が3980円以上であれば送料無料になるとの認識でしたが、今回は合計額が3980円のところ、別途送料398円を足された金額で確定されたようです。

私は沖縄県に居住しておりますので、その場合の送料無料のラインは、楽天市場の「39ショップ」に準ずる9800円以上ということになっているのでしょうか。

今回はこのまま購入いたしますが、できましたら私を含む一部地域の利用者にも今後誤解のないように、御ショップサイト上の送料に関する記述に補足いただければ幸いです。

恐縮ではございますがご検討いただきたく存じます。

こんなふうに書いて送信した。

メールしたのは土曜日だったにもかかわらず、送信から2時間半ほどで「ご注文頂きましたご商品につきまして」という件名で返事のメールが届いた。

もったいない本舗は発送も早いけど、問い合わせに対する返事もまた早い。

メール本文の転記の許可はもらっていないのでざっくり書くと、混乱させてしまったことのお詫びと、送料無料に修正したので安心して欲しい、不明なことがあればまた連絡して欲しいという趣旨の内容だった。

3980円以上は送料無料になる(はずだったんだけど)

これは僕が問い合わせをしたことによる個別の扱いなのではなくて、楽天市場の「一部地域」に含まれる、沖縄やその他の離島のすべての人に対しても送料無料なのだと考えていいのだろうか。いいんだろうな、きっと。そうでないといけない。

3980円でも気軽には出せないぼくにとっては、9800円はそう簡単には超えられないハードルなので、今回のメールでの回答にほっとしているし、もったいない本舗への好感もさらに高まることになった。

ところが…。

追記:問い合わせなければ送料がかかる

やっぱり送料かかるってよ

その数か月後にも、もったいない本舗おまとめ店を利用する機会があった。

そのときの購入価格は合計5284円。

3980円以上で送料無料になるのであれば、当然この買い物にも送料がかからないはずだ。

しかしそう単純にはいかなかった。

この購入金額5284円のうち、ぼくは4852円をアカウントに残っていたポイントで支払った。

不足額は432円。これをカードで支払う。

商品が無事到着し、カードの請求金額を確認したところ、830円請求されている。

商品代の432円に送料の398円がきっちり加算されている。

もうあきらめて問い合わせはせず、次回からはおまとめ店では送料はかかるものと思って利用したい。また、これで前回ゴネたみたいになってしまい、むしろ前回分の送料も払いたい気分だ。

39ショップの意味とは

もったいない本舗おまとめ店は、送料に関しては以前のほうが条件がよかった。そのままでよかったのに、なぜわざわざ39ショップに参加したんだろう。

以前と比べてただ離島民の負担が増えただけになっているし、それならそうとサイトにその旨を記載しておいてもらえるとありがたいんだけど、現状はそうなっていない。

おまとめ店の送料のページの表記を引用してみる。

これを読んで「離島は3980円以上でも送料がかかるんだな」と理解するのは難しい。

タイトルとURLをコピーしました