部屋にいくつか壁コンセントがあるうち、その一部だけが停電して、ほかのコンセントや天井照明は生きているという珍しい停電を経験した。
原因はおそらく一時的な電気の使い過ぎで、夕食のためにホットプレートを使おうとしたためだと思う。
この停電は、しばらく時間をおいて勝手に復旧した。
家の一部だけが停電する理由
照明はついている
この停電で、家の中のいくつかのコンセントが停電し、点いていたPCも落ちてしまった。
部屋の中の家電をあれこれと試してみて、部屋に3つあるうちの2か所のコンセントに電気が来ていないことを確認できた。
しかしそれでも、天井の照明はついたままなのだ。
変な停電だけれど、じつは同じような停電を、ぼくは数年前にも経験したことがあった。
配電盤からの距離?
今回、ぼくの部屋では、天井の照明はついているにもかかわらず、ベランダ側のコンセントと、それに接するもう一方の壁のコンセントが使用不能になっていた。
こういうときは配電盤のブレーカーは落ちていない。これは数年前の例でも同じだった。あの時は夏だったので、寝る前にクーラーが使えなくなってしまって一時はどうなることかと思った。
そのときも電気が来なくなっていたのは今回と同じ2つのコンセントだ。クーラーのほかに電気スタンド、コンポ、PCなどが一時使えなくなった。
この2つのコンセントは配電盤から一番遠い所にあるので、ひょっとしたら配電盤からの距離も関係しているのかもしれない。
微妙に電気が来ていることも
しかし前回の経験では、完全に電力が途絶えたわけではなく、クーラーもリモコンでピッと電源は入ってパイロットランプも点灯するんだけど運転はしないという、微妙に電気が来ているらしいけれど足りてはいないという状況だった。
しかし今回は、停電したコンセントにつないだ家電はまったく操作を受け付けなかった。停電にも濃淡があるらしい。
一般的にはヒューズ切れが原因
こういう一つの部屋や一軒の家の中で偏った停電が起きるときは、一般的には、家屋への引き込み線がつながっている外部の電柱でヒューズが切れていることが主な原因になるようだ。
前回もそんなことを調べて途方に暮れたのを覚えている。
電柱のヒューズ切れが原因なら修理を頼まない限り電力は復旧しないはずだけれど、今回のように一時的な電力不足または電圧不足の場合には、ある程度の時間をおいたのち、勝手に元通りになることもあるのかもしれない。
復旧までは数十分から数時間
前回は復旧まで数時間以上はかかったような記憶がある。その晩はどうもおかしな停電だと思いつつ寝て、翌朝になったらすべての家電が元通り使えるようになっていた。
しかし今回の場合は、30分しないくらいですべてのコンセントに電力が戻ってきた。
それまでの間、ぼくはPCの電源を生きているコンセントにつなぎ変えたりしていた(前回も同じことをしたな)。なにはともあれ、元に戻って一安心だ。
これまでは夕食時にホットプレートを使ってもどうということはなかったのだけど、今回はたまたま周囲の部屋も含めて電力を使いすぎていたのかもしれない。
無停電電源装置
これを機に、PCだけでも無停電電源装置で守るようにしようか。
とりあえずこれがあれば作業中のデータは守れるはずだ。まあそもそもPCが消えて初めて、こういうステルス的な停電に気が付くということはありえそうだけど。