ろうそくや線香にかるがる着火のプラズマライターを買ってみた

チャイルドロックのライターの点火が固すぎて仏壇のろうそくや線香に火を点けるのに毎回力が要るので、軽く火のつく「プラズマライター」というものを買ってみた。

充電式プラズマライターは仏壇に1本あると便利

仏壇で使うライター

近頃のライターは昔のと違って、CR(チャイルドレジスタンス)仕様で点火しにくくなっている。いわゆるチャイルドロックだ。

実家の仏壇で使うライターも、そこらへんで買ってきたのを使うと、成人男性のぼくにも過度に固いと感じるのがある。

仏壇周りで一番ライターをよく使うのは高齢の母なので、もう少し簡単に火が点くとありがたい。小さい子供もいないからチャイルドロックも不要だ。

チャイルドロックのないライター

ガスを自分で注入する方式のライターならCRの規制対象外になっているので、そういうのを購入して使うことにしてもいい。

こういうのであれば着火は楽だ。CR規制前のチャッカマンのように使える。しかしガスの注入時に不安がないとは言えない。

プラズマライター

ガス注入式のライターも検討したうえで、今回は充電式のプラズマライターを買ってみた。

スイッチを押すと端子の間に電流のようなプラズマが発生して、それでろうそくや線香に火をつけることができる仕組みだ。

握りやすくて多少の長さもあるので、たとえばカップの中のろうそくなんかにも火がつけやすそうだ。

初プラズマライター、いったいどういうものなのか。

さっそくスイッチを…、

オン!

音は静かな「プシーッ」という感じ。見た感じは「スタンガン」っぽいが、火花があちらこちらに飛ぶということもなく、ついつい微妙な色合いをずっと見ていたくなる。

プラズマとは、気体や固体や液体といった物質の状態とはまた別の状態を示すもので、自然界では雷や火もプラズマの一種だそうだ。オーロラもそうだという。

ろうそくに点火

では、ろうそくに火をつけてみよう。

ろうそくの芯に先端部分を近づけて…

スイッチ、オン。

難なくあっさり点火できた。ガス式ライターと比べて点きにくいということもない。

ガス式ライターの炎はたっぷりしているのでいい加減に近づけても火が点くが、プラズマライターはプラズマが発生している部分が小さく、位置決めには多少シビアなところもあるとはいえる。

線香でも試してみて、やはりプラズマに線香の先端を当てるよりもライターの炎の中に突っ込むほうが、雑にやれる点では簡単ではあると思った。

しかし力を込めなくていいのはなんといっても楽ちんであり、全体としてはCRのガスライターよりもストレスなく点火できる。

充電式

USB充電式だから、ガスボンベを使うよりも安全に使っていけそうなところもいい。サイドの充電用端子のそばにはスライドスイッチもあって、それをオフにしていれば、メインのボタンを押してもプラズマが出ないしくみなのでさらに安心だ。

ただ付属のUSBケーブルは15cmくらいと短く、手元に余っていたmicro-B端子のケーブルを流用している。

プッシュ式ライターを手のひらに握って着火する補助具のようなものも最初は検討していて、これもよさそうだとも思ったが、対象への火の点けやすさの点ではプラズマライターのほうがやや勝るのではないかと思う。

 

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