吊り下げタイプの浴室収納シャワーラックを比較。小技や要望点も

シャワーラックイメージ

ステンレス製のラックをシャワーの周辺に取り付けられるシャワーラックには、取り付け方法によってマグネット式や吸盤でタイルに吸着するものなどがありますが、今回は、とりわけシャワーヘッドのフックに吊り下げるタイプのものを中心に紹介します。

このシャワーラックというものの存在をぼくが知ったのはわりと最近で、お風呂をシャワーだけで済ませることも多いぼくには、これは画期的な大発明だと思ってしまいました。

お風呂場の床にものを置きたくない人にはとてもおすすめの製品です。

吊り下げシャワーラックを使ういくつかのメリット

シャンプーとかのボトルを床に置いてると、体を洗ってるときにシャワーのホースでひっかけて倒してしまうことがたびたびあるんですよね。

ポンプボトルなんてどうぞひっかけて倒してくださいと言わんばかりの形なので、もうしょっちゅうです。

そうしたボトル系のものを床に置かずにシャワーラックに収納することで、毎日使うものを全部まとめてすぐ手に取れる位置に置くことができます。

ということはまた、入浴がすべて立ったまま完結できるということでもあります。

座ったりかがんだりしなくていいので、これがあればもう、浴室にイスも不要かもしれませんね(まあ、それは人にもよるか)。朝のシャワーも時短できるでしょう。

昔、洗面台の縁のところにモノをいろいろ置いていた狭いユニットバスの部屋に住んでた時に知りたかったなあ、シャワーラック。

吊り下げ型シャワーラックの取り付け方法

吊り下げるタイプのシャワーラックにも2種類ほどあって、シャワーヘッドを掛けておく丸っこいU字型のフックに差し込むように取り付けるものと、そのフックを壁に取り付けている金具に引っ掛けるタイプのものがあります。

差し込みタイプと引っ掛けタイプですね。ここは確認しておきたい点です。

シャワーラックの取り付け1

これが差し込むタイプの例。シャワーラックはステンレス製が多いですが、これはBelcaのABS樹脂製のシャワーラックです。

シャワーラック取り付け例2

そしてこちらが引っ掛けるタイプの例。引っ掛けたうえで、ストッパーをはめてぐらつきにくくしています。このシャワーラックはInterDesignの製品で、棚部分が上下・左右にスライドして、背の高いボトルなどもコンパクトに収容しやすい工夫があります。

一般的に安定感のあるのは差し込みタイプのほうです。テーパーの付いた筒状の部位をフックにがっちりはめ込むことで、ぐらつかないように取り付けできます。

吊り下げシャワーラックのおすすめ製品紹介や要望点など

標準的な吊り下げシャワーラック

標準的な吊り下げ型のシャワーラックはこの製品のようなものです。

中段にシャンプーやリンス、ボディソープなどのボトルを、その下の傾斜したトレーに洗顔フォームなどのチューブ類を置いて、一番下にはソープディッシュがあるのでそこに石鹸、タオル掛けにあかすりやボディ用のタオルを掛けられます。

毎日の入浴で必ず使うものはすべてここに集約できるわけです。

各メーカーさんにひとつ注文を付けるとすれば、小物を置くトレーが一番上の段に欲しい。

シャワーヘッドを掛ける部分より上に。

そういうシャワーラックが案外ないんですね。ありそうなものだけど。

というのは、一番上にトレーがあればそこに眼鏡とか時計とかアクセサリーを置けます。どうせ濡らすにしても、ボトルを伝った水が垂れてくる中段や下段にはなんとなく置きたくない気持ちがあるんですよね。

だから一番上にトレーがあるといい。

まあでも、その辺は自分でDIYできる範囲内かもです。シャワーホルダーの右か左かの使ってないほうに細工して、トレーなどを取り付ければいい。

あと歯ブラシ・歯磨きとか、男性であればひげそりホルダーもあるといいですね。これも工夫次第で自作できそうです。

シャワーの位置はほぼ同じ

シャワーラック自体にもシャワーヘッドを掛けるフックがついているので、既存のフックがふさがっても使いやすさはそのままです。その位置や高さもほぼ同じなので、違和感も生じにくいでしょう。

そしてほとんどの製品で、シャワーヘッドをこんなふうに左右どちらかに掛けることができます。

この製品には、リンクしている3段のほかに2段・1段のタイプがあります。スペースがあれば3段が使いやすそうですね。

このようにタオル掛けのあるシャワーフックが便利そうです。

ちなみにぼくはブラシやタオル派ではなくあかすり派。柔らかいあかすりが好きです。それも100均ので十分。

さらにちなみに豆知識として、一部の柔らかいあかすりは、乾いた状態で顔をこすると角質というか角栓がぽろぽろ取れますよ。敏感肌じゃない人はお試しあれ。

イケアのシャワーラック

イケアといったら北欧的なおしゃれ感も期待してしまいますが、ぼく個人の感想として、これはややシンプルすぎるような。引っ掛けるタイプのフックの形状に、見慣れた針金ハンガー感が。

でも極力ごてごてさせたくない人からすれば、いやむしろ質朴なこういうのがいいよ、という感想を抱くのかもしれません。

シンプル

すっきりシンプルということで選ぶならパール金属のこちらはどうでしょう。

シャンプー・リンス・ボディーソープとタオルくらいをコンパクトにオーガナイズできそうです。

よく見ると下部にタイルに吸着できる吸盤もあり、安定の面でも工夫が凝らされています。

吸着タイプのおすすめ

吊り下げ型以外に吸盤で浴室の壁面に吸着させるシャワーラックもあります。

Amazonを見ていると現時点で吸盤タイプで人気のあるのはこれとかみたいですね。「MaxHold」。

これと同じMaxHoldシリーズには、コーナー用とかいろいろなタイプがあります。バス用以外にキッチン用のラック類も。

見た目はなんとなく落ちないかどうか不安になりそうですが、耐荷重が10kgもあります。

500mlのシャンプー・リンスのボトルとボディソープ、あと石鹸とかを置いてタオルをかけてもせいぜい2kgかそこらでしょうから十分なのでしょう。

ユーザー投稿写真でも、ボトル3本を乗せてしっかり取り付いているようでした。

吊り下げ型・吸盤タイプ・突っ張りタイプも含む「シャワーラック」のカテゴリページはこちらからどうぞ。

Amazon.co.jp:ホーム&キッチン:シャワーラック

 

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