そこそこ寒いけど、マフラーを巻くのは大げさだとも感じてしまう南国の冬。
女性にはマフラーをおしゃれに使いこなしている方も多くいますが、とくに男性には、マフラーの一歩手前のお手頃な防寒具としてスヌードをおすすめします。
スヌードとはどういうものかというと、ネックウォーマーとマフラーの中間くらいをざっくりイメージしてもらうとよいかと思います。
形はドーナツのように輪になっていて、ちょうど端と端がつながったマフラーのような恰好をしたものです。
輪っかの大きさによって頭を通すだけだったり2重にして巻いたりとボリューム感もさまざまあるスヌードですが、マフラーほどにはバルキーでないものが多く、マフラーを巻くほどじゃないけれど首元を防寒したいようなときには格好の存在です。
また印象が控えめなものを選べばスーツやジャケットにも違和感なく似合います。
マフラーの巻き方がわからなくてもスヌードなら簡単
薄手や厚手のスヌードがある
スヌードにはウールやアクリルのニットのものや、ポリエステルの薄手のカットソー地のものなどがあります。
ボリューミーなタイプなら、下の画像のようにざっくり巻くだけでマフラーに負けないおしゃれな存在感が出せます。マフラーの巻き方がわからなくても、スヌードなら頭からかぶるだけなのでそんな心配もいりません。
スヌードは冬場のメンズファッションのひとつのオプションとしても取り入れてみたいアイテムですし、薄手のものならフェイスマスクのようにして急場のコロナ対策としても活用できそうです。
帽子になるスヌード
スヌードのもともとの起源は女性が頭にかぶるネットのようなものだったそうで、そのころには帽子やヘアバンドとしての役割を果たしていました。
それが歴史を下るにしたがってしだいに現在のような首元を保温する防寒具に変化してきたわけですが、いまでも「帽子やターバンにもなる2WAYや3WAYのスヌード」が商品として存在しており、実はぼくもそういうのを1つ持っています。
これは筒状の片側を広げるともう一方がすぼまるようにうまくできていて、ビーニーやワッチキャップのように頭にかぶったりすることができます。
こういうのをぼくは近所のコンビニに行く時などに帽子として使ったりしています。寝癖や強風を気にしなくて済むので、けっこう便利ですよ。
使ってみて分かったスヌード選びのポイントをここでひとつ。サイズがあまり小さかったり生地が薄いものだったりすると、歩いているうちにだんだんジャケットの内側に入り込んでしまうので、大きすぎず小さすぎず、ジャケットの襟くらいは覆う程度のものを選ぶといいと思います。
冬場の風の強い屋外でも、首元を覆うだけで案外暖かく過ごせます。そしてこれに慣れると、もっとボリュームのあるマフラーにもチャレンジできそうな気がしてきます。
いい感じのメンズのスヌードの一覧はこちらからどうぞ。