DVDのケースを捨てて袋に入れ省スペースで収納する

「OPP袋」をメディアパスの代用にする

コクヨ「メディアパス」

DVDをオリジナルのケースよりもコンパクトに保管するための商品として、コクヨの「メディアパス」がある。

プラスチックのケースを捨ててこれに入れ替えることで、DVDの収納スペースが2分の1以下になるというものだ。

わたしの部屋にも昔買い集めたDVDがたくさんあるので、いつかはこのメディアパスを買って整理したいと以前は考えていた。

「以前は」というのは、このメディアパスが品薄のためか、昔と比べてかなり値上がりしてしまっており、今ではおいそれと手を出せない価格になっているためだ。

代替品としてのOPP袋

なるべく低予算でメディアパスと同じことができればと思い、「OPP袋」を購入した。

各社からいろいろなサイズで出ているが、今回購入したのはシモジマのクリスタルパックという銘柄のもので、ようするにただの平たいビニールの袋だ。

サイズは150mm×200mmのものを選んだ。

所有しているDVDの多くは、すでにコンパクト化のためにディスクと表紙を分けてあり、不織布のポケットファイルやジッパーファイルにまとめて保管している。

こうしたものをこのOPP袋に入れていきたい。

大量のDVDを整理する

配信時代にDVDは

配信の時代になって、昔はDVDで買うしかなかった古い映画も、ネット経由で気軽に見られるようになった。

画質も配信のほうがいいから、部屋のどこかに自分のDVDがあることはわかっていても、配信で見られるならそちらを見るということになってしまい、DVDの出番はない。

手持ちのDVDには、レンタル上がりの中古をこつこつ買い集めた、パブリックドメインになっているような古い映画も多く、こうした作品はAmazonのプライムビデオで検索すれば、プライム会員なら無料で見られたりする。

配信ならディスクの入れ替えもなく、便利なことこの上ない。

せめて、家にあるこれらのDVDを背表紙が見えるように整理して、探すときの手間を省けるようにしたい。

紙の表紙とDVDディスクを1作品ずつまとめて、OPP袋に入れていった。

不織布のスリーブに入れたDVDと、チャプターリストなどがあればそれもいっしょに、パッケージの紙に挟み込んで袋に入れる。

作品によっては、今後見ることはないだろうと思い、不織布なしで裸のまま紙の間に滑り込ませただけのものもたくさんある。

ワーナーの旧パッケージ

現在流通している一般的なサイズのDVDは、OPP袋にこのように収まる。

タテヨコとも多少の余裕をもって入れることができる。

しかしワーナーが昔出していた箱型のパッケージは、現在のものよりも少し奥行きが長かったので、表紙の紙もそれだけ余計に幅がある。

上がワーナーの旧型、下が現行のパッケージ。ワーナーも今は下のタイプになっている。

ワーナー旧型のジャケットは、背表紙が表紙側にくるように折りたたむと幅が149mmほどになり、今回買ったサイズのOPP袋の中では少しつっぱる感じになった。

だから旧タイプワーナーだけは、背表紙の幅が少し狭くなるように、DVDのロゴの「D」の字にかかるくらいのところで折る感じにした。

左が現行型、右が旧型。これくらいならタイトルの視認性は損なわれない。

メディアパスよりかなり薄くできる

こうしてどんどん作業を進めた。

コクヨのメディアパスは収納スペースが2分の1以下になるというふうに謳っているけれど、このOPP袋だと4分の1か、あるいは5分の1くらいにもなり、容量圧縮という点ではメディアパスよりもだいぶ効率がいいようだ。

整理完了

同時にエクセルで目録も作りつつ、土日の二日がかりでこのように入れ替えることができた。

これで260タイトルくらい。特典ディスクなどがあって1枚の袋に2枚入っているものも多いし、マトリックスとかダイ・ハードとか、作品によっては2作とか3作分のタイトルを1枚の袋に詰めたものもある。

最後にディスクだけあって表紙の紙が見当たらないのが十数枚分のこった。表紙を捨てたつもりはないので、今も部屋のどこかにあるのだと思う。いつか出てくるのを期待したい。

またボックスセットとかデジパックになっている豪華版のDVDの場合、もともとジャケットの紙がないのもあり、そうしたものは不織布スリーブに入れたままにしている。

適当な入れものさがし

整理したDVDは本棚に並べたいところだけど、本棚もまた本で溢れかえっていて、いまは十分なスペースがない。ということで仮のつもりでダンボールに入れている。

Amazonのちょうどいいサイズのダンボールがあったので入れてみた。これで150作品ぶんくらい入っているはず。残りを本棚に入れている。

Amazonの「08S16」のダンボールがちょうどよかった。

恒久的に収納しておけるタイプの箱だと、プラスチック製のものを含め、一般のDVD収納用ケースは内寸の高さが足りないことが多いようだ。背表紙のぶんだけ高さが増えるので。

こんかい調べた中ではマルアイのDVD用タフボックスというこちらもダンボールの製品が、内寸の高さが150mmあり、ちょうどお誂え向きのサイズだ。

今度余裕のある時に買ってみようかと思う。2箱で全部入って余裕がありそう。

積み重ね可能とも書いてあるけれど、ディスクと紙だけになってケースのときよりだいぶ重くなっているので、そのあたりはようすを見つつ、場合によっては補強しつつということになるかな。

さいごに今回買ったシモジマのOPP袋「クリスタルパック」と、ワーナー旧パッケージもそのまま入りそうな、別メーカーのもう少しだけ広めのOPP袋 (153×205mm)をリンクしておきます。いずれも国産。

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