エルコミューンの文庫サイズブックカバーを買った。
ワンポイントでいろんな動物が箔押しされている柄がある中で、鳩のポイントのついた緑色のブックカバーを選んだ。
エルコミューンの文庫カバーはハヤカワ文庫にジャストフィットだった
エルコミューンの文庫ブックカバー
種類がいろいろあって迷ってしまった。
これらの中から今回購入したのはこちらのカバー。
「ハリネズミ」や「カメレオン」もいいと思ったけれど、最近は緑色が好きなので、「鳩」を選んだ。白い鳩のモチーフといい淡い色合いといい、クラシカルな雰囲気でよい。
柴犬やフクロウのように金色とか、カエルやカメレオンなどキラキラの箔押しのタイプもある。(Amazonのリンク先で全種類を見ることができる。)
文庫本のサイズの違い
文庫本は出版している会社によって、微妙にサイズが違う。
現在各社から出ている文庫だと、高さが152mm±1~2mmのものが大多数だ。
でもハヤカワ文庫だけは157mmほどもあって、並べると突出して背が高い。そのため、文庫用として売られているブックカバーでもハヤカワには対応していないこともしばしばある。
昔(20年以上前?)のハヤカワ文庫は他社と同じようなサイズだったけれど、今出ているものだと、おそらくすべてがこのトールサイズになっていると思う。
試しに手持ちの文庫本を背の高い順に並べてみた。
一番左のお茶のペットボトルのそばにあるのがハヤカワ文庫だ。実測で157mmだった。
その右の3冊、文春・新潮・中公あたりが文庫としては平均的なサイズで、およそ152mm~154mmくらいだ。
そして角川(ソフィア)・岩波・講談社・ちくま文庫が、148mm~150mm程度の小さめグループになる。
ハヤカワのトールサイズにぴったりだった
今回購入した文庫カバーをハヤカワ文庫の『幻の女』に装着してみた。
これが誂えたようにぴたりと納まった。1mmの余裕もなさそうだ。
サイズがぴったりだっただけではなく、このカバーは表紙の袖部分が透明になっているので、この部分に書かれていることの多い主要登場人物のまとめなどを、いつでも見返すことができる。
裏表紙側は、本の厚みによって折り返す場所を少しずつ変えることになる。
まだ余裕があり、かなり厚めの本でもいけそうだ。
ただ素材的に折り目が付きにくいのか、けっこう強めに折り曲げてみたけれど、しばらくするとまた元に戻ってきて、ぴたっと平坦にはなっていない。
これはまだ使い始めだからかもしれない。何冊も読んでいるうちには折れ曲がっていくことだろう。
カバーの色や柄のワンポイントのバリエーションはリンク先で確認してみてほしい。
同じメーカーのブックカバーじゃなくて手帳だと、UFOに牛が連れ去られるパターンなどユーモラスなものもあり、物欲を刺激される。
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