ぴったりサイズの縫わない文庫ブックカバーを100均のデニムはぎれで作る

デニムのはぎれを買って余りが出たので、ついでに文庫用の布製ブックカバーを作ってみた。

実際のところ普段そんなに外に本を持って出ないし、カバーをかけることもないけれど、まあ、単純に作りたかったので作ってみたのです。

市販のブックカバーは「ぶかぶか」なのを我慢して使うことも多いけれど、今回の作り方は、カバーをかけたい本にぴったりサイズで作れるのが美点であります。

100均のデニムはぎれで文庫ブックカバーを作る

各社の文庫本のサイズ

ブックカバーを作るにあたって、まず文庫本のサイズを測ってみた。

文庫といっても、出版社ごとに微妙に大きさの差がある。

ひとまず手持ちのなかから数社の文庫を、背の高い順に並べてみた。

文庫本の高さ比べ

左から、

  • 白泉社文庫
  • 文春文庫
  • 集英社文庫
  • 小学館文庫
  • ハヤカワ文庫JA
  • 講談社文芸文庫
  • 中公文庫
  • 新潮文庫
  • 岩波文庫
  • 鉄筆文庫
  • 角川文庫クラシックス
  • 朝日文庫

の順に並んでいる。

一部、古書店で研磨されている可能性もあるが、だいたいこのような順序になった。新潮文庫と岩波文庫の間に、はっきりした段差があるのがわかる。

今回は、大きい版の白泉社~新潮文庫に合わせてカバーを作ってみようと思う。

いちばん左側にある白泉社文庫の『笑う大天使(ミカエル)』1巻のサイズは、高さ約15.3cmかける幅約10.3cmだった。

写真には写っていないけれど、ハヤカワ文庫NF(ノンフィクション)の文庫は高さが15.8cmほどあって、さらに背が高い。

ちなみにこの『笑う大天使』はいま読んでいる最中だ。物語とその相対化が目まぐるしく入り乱れる超速近接格闘技のようで、とても面白い。これまで好んで読んでいた少年漫画が単細胞に見えてしまうなあ。1987年の作品なのだけど、今年読んだ漫画の中でもベストのひとつになりそうだ。文庫では、続編も収録して全2巻。

 

クリアファイルで芯を作る

今回のブックカバーは、基本的に本屋でかけてくれる紙のカバーと同じように布を折り畳んで作ろうと思うけれど、他のサイトを参考にして、使っていないクリアファイルで芯を入れてみることにした。

クリアファイルを、文庫と同じ15.3cmの高さに切る。

全体の幅は、表紙+背表紙+裏表紙の幅を足した長さより少し短めにした。これは薄い文庫を入れたときに、カバーの幅が余らないようにするためだ。

背表紙に当たる部分には、本の厚みに応じて曲げやすいようにカッターで軽く切れ目を入れておいた。

7mm~30mmくらいの厚さの文庫にフィットしやすくなった。

曲げるとこんな感じ。

表紙側はほぼ全面カバーする。

裏表紙は、本が厚いとカバーしない部分がある。本が薄ければこちらも全面カバーに近くなる。

布を切る

今回使った布は、100均のダイソーで「デニムはぎれ」として売られていたものだ。

サイズは70cmかける60cm。

値段はもちろん110円で、今回買ったのは写真の一番右のもの。ほかの用途のために買ったのだけど、使うのは一部なので、その余りをブックカバーにする。

ダイソーにはデニムのほかにも、チェック柄などいろんな布があった。

買ってきた状態では折り目がついているのでアイロンをかけてから使おう。

布をまっすぐ切るのは、案外難しい。

布の端から25cmと決めて線を引いてみたけど、買ってきた布の端がまっすぐとは限らないよなと切りながら思った。

デニム生地は高さ25cm、幅36cmで切ってみた。

端がほつれているが、内側に折りこむので、はみ出ている糸を切り落とす以上の処理はしていない。

両面テープで布を貼り付ける

書店でかけてくれるブックカバーのように、クリアファイルの芯をデニム生地で上下から巻き込むように畳み、両面テープで貼り付ける。

袖部分を折って袋になった部分に文庫の袖を入れてみた。クリアファイルの芯が文庫と同じ高さなので、このようにジャストフィットする。

完成

あとは背表紙側の袖も入れこんで、完成。

表紙側の袖部分は、接するデニムどうしを両面テープで貼ってある。

しかし裏表紙側の袖は、本の厚みに合わせて折る箇所を可変にしたいので、ただ折り曲げているだけだ。

だから読んでいるうちに、裏表紙の袖部分が上下に少しはみ出てくる。

これを解決するには、

  • 入れる本の厚みを一定と想定して、裏表紙側の袖も背表紙部分と接着する
  • 裏表紙側は袋にせず、布やゴムのベルトで本に装着するようにする
  • デニムのような厚い生地ではなく、薄い生地で作る

などの方法があるだろう。

(追記。後日、裏表紙袖部分の上下に糸を渡すように縫い付けて、本の高さ以上に広がらないように対策した。文字どおりの弥縫策。)

表紙にはアイロンワッペン的なのを探して貼ってみるといいかもしれないな。

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