秋月りす『おうちがいちばん』を読んだ

秋月りすさんの4コマまんが『OL進化論』『かしましハウス』に続いて、『おうちがいちばん』を読み終えた。

単行本で全7巻、2003年から2012年までの連載をまとめたものだ。

『OL進化論』の新刊を待つあいだにと手に取ったのだけれど、先に読んだ『かしましハウス』が、4姉妹の個性がはっきりしていてネタの切れ味が良かったのと比べると、『おうちがいちばん』は、わりと薄味な読み心地だった。

この作品は連載初期には、『まんがライフオリジナル』のほかに、朝日新聞の土曜日版『be on Saturday』にも掲載されていたというので、そうした理由から、キャラクターが万人向けになり、ネタも最大公約数的なほのぼのしたものになったのかもしれないと読みながら思った。

 

タイトルとURLをコピーしました