5月半ばのいい陽気に誘われてコンビニまで行ってきた。
近所のトックリキワタが、ちょうど綿を降らせている盛りだ。
トックリキワタが綿を作るのは、もうちょっと早い時期の印象があるが、それぞれの木にもよるのだろう。
街路樹のように歩道に植わっていることもよくあって、沖縄ではあちこちで見かける樹種だが、その歴史は意外に浅く、1964年に南米から持ち込まれたことがわかっている。
トックリキワタ - Wikipedia
色が緑味がかってとっくり状に膨らんだ太い幹に、トゲトゲまであるので、子どもにも容易に判別できる。
バオバブと同じ仲間だそうで、たしかにずんぐりとしたシルエットには似通ったところがある。
冬場は桜よりも先にピンクの花をド派手に咲かせるし、春の終わりにはこうして綿を降らせるというように、特徴の多い木だ。