夏場は沖縄よりも名古屋が(あるいは東京その他の土地が)暑いとは、近年しばしば言われることではあります。
今年はとくにその程度がはなはだしい気がしているので、試しに気象庁のHPから東京・名古屋・沖縄(那覇)の最高気温を抜き出してグラフにしてみました。
こうしてみると一目瞭然ですね。
たしかに沖縄より東京・名古屋のほうが暑い。
夏の初めは日ごとのばらつきも大きく、7月中旬までは平均的に見れば東京・名古屋と沖縄はどっこいかもしれませんが、7月下旬以降は明らかな差がついてきて、ことに名古屋はお盆前まで猛暑日でなかった日のほうが少ないほどです。
これほどの差があるとは、グラフにして初めてわかることでした。
これまでは「夏は東京のほうが沖縄より暑いこともけっこうあるよね」くらいのイメージだったのが、今後は「夏は基本的に沖縄よりも東京・名古屋がずっと暑いものだ」に変わってきそうです。
今夏は日本海側の各都市でも40度前後の気温を記録したり、北海道でも猛暑が継続していて、もはや災害級とさえ言えます。
夏場の部活動やスポーツイベント・大会なども、今後を見据えて運用を見なおしたほうがいいのでしょう。
高校野球もドームに移すか、甲子園球場にこだわるなら8月下旬にずらすような工夫が必要じゃないかと思います。