このページでは、2019年現在の時点で正常に機能する、Amazonアソシエイトのテキストリンクの簡単な作り方をお伝えする。
Amazonアソシエイトにサインインした状態で商品ページを開くと、このようにページの上部にアソシエイトのツールバーが出て、そこから商品のアソシエイトリンクを作ることができる。
しかし、PCが非力なせいか、自分の環境ではちょっと動きがもたついてしまい、作業がスムーズにいかない。
また画像リンクも、僕が望むサイズより少し小さくしか作れない。
画像は実際に作って表示してみたアソシエイトリンク(僕のトラッキングIDが入っています。注意。)
もちろんこのツールバーもよく使うのだけど、Amazonの商品の固有のコードであるASINがわかれば、それだけでテキストリンクを作ることもできるのだ。
簡単にAmazonアソシエイトのテキストリンクを作る方法
3年くらい前まで運営していた別のブログでは、アソシエイトのリンクは主にテキストで作っていた。
そのときの方法をネット上で探そうと思い、検索結果の一番最初に出てきたページのやりかたでリンクを作成して、動作確認ツールでチェックしたらなんとNGだったのでぞっとしてしまった。
その記事がかなり古いこともあるのだろうか。
しかしその分だけ長期間検索上位に出てきていると思われるので、これを参考にして機会を逸失してしまっている人も、中にはいるのだろう。
「!エラー: 入力されたリンクURLは、正常にアソシエイトIDまたはトラッキングIDが関連付けられていません。」となってしまう。
このURLは「.co.jp」となるべきところを「.jp」と誤記載しているのがエラーの原因だった。単純なケアレスミスで誤った情報になってしまっている。
その後、別のページを参考にしたりして、ASINを挿入するだけで正しいアソシエイトリンクを作れるテキストリンクのフォーマットを数パターン集めてみたので紹介したい。
ASINとは
その前に、一応、ASINについても説明する。まあ言わずもがなですけど。
ASINとは、Amazonで扱っている商品それぞれに固有に割り振られている10けたの英数字のことだ。
商品ページのURLからコピーすることができるので、取り扱いが簡単だ。
たとえば先ほどの少年ジャンプの復刻版のURLはこうなっていた(クリックで拡大する)。
これの/dp/に続いて表示されている10桁の英数字がASINだ。
この雑誌の場合は数字のみだけれど、ASINにはアルファベットが入ることもある。
青で示した部分が商品名、赤で示したのがASIN、緑で示したのがどのページから遷移してきたかを示すリファラだ。
ちなみに商品URLを最低限に削ると下段のようなすっきりした形になる。
有効なアソシエイトリンクのパターン
今回アソシエイト公式の動作確認ツールで確認できた、正しいリンクのパターンを以下に列記する。
下のパターンのどれでもいいので、URLの「xxxxx-22」の部分を自分のトラッキングIDに替えたものを保存しておき、「〇〇〇〇〇」の部分にリンクを作りたい商品のASINを代入すれば、簡単に正常動作するアソシエイトリンクを作ることができる。
パターン1
シンプルなのは、上記の最短商品URLに「?tag=xxxxx-22」を付け加えたもの。
https://www.amazon.co.jp/dp/〇〇〇〇〇/?tag=xxxxx-22
パターン2
あまり見たことはないが、/dp/の代わりに、/gp/product/でも機能した。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/〇〇〇〇〇/?tag=xxxxx-22
パターン3
/o/ASIN/もいけるけどこれは古い形式らしい。
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/〇〇〇〇〇/xxxxx-22
パターン4
僕が以前使っていたのは/exec/obidos/ASIN/だった気がする。いまでも機能する。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/〇〇〇〇〇/xxxxx-22
便利なコピペツール
すでに使っている人も多いだろうけど、こういう定型のフォーマットを何度も呼び出してコピペするには、クリップボード拡張ツールがあるととても便利だ。
僕はCliborを使っている。
これに、たとえば
<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/(ASIN)/?tag=omocam-22">(品名)</a>
こんなURLを登録しておけば、ASINと品名を代入するだけでリンクURLを作ることができる。
そして実際に作ってみたのがこちらのリンクになる(僕のトラッキングIDが入っているので注意)。
リンクの動作確認ツール(アソシエイト公式)
最後にAmazonアソシエイト公式のリンクの動作確認ツールのURLを記載しておく。
https://affiliate.amazon.co.jp/home/tools/linkchecker
今回紹介したリンクが正常に機能するか、ご自分でも確かめて使ってください。