台風19号接近中 基本的な台風対策と事前に準備すべきもの

台風対策

台風19号の本州への接近、そして上陸が予想されている。

これを書いている10月8日(7日深夜)の時点で中心気圧915hPa、最大瞬間75mというからこれは尋常な台風ではない。十数年前に宮古島を襲ったような、道路標識を折り曲げ、コンクリートの電柱をへし折っていくレベルの台風だ。

かつてない強さの風が吹く可能性が高いので、対策を万全にして乗り切ろう。

この記事では、比較的台風経験の多い沖縄県民が例年の台風時にとっている、家庭での対策を紹介したい。

基本的な台風対策

風が強くなる前にすること

まず外にあるものを飛ばないようにする。

植木鉢などは高いところにあれば下ろし、室内に入れるか、風の吹きこまない場所にまとめる。

人の背丈くらいの植木は、強風で折れたり倒れたりしないように、お互い同士、または周囲にあるものと結ぶといい。

自転車などもできれば玄関に入れる。ごみバケツなど大きくて家に入らないものは、飛んでいかないように水を入れて重くする

ガラスケースをおもてに出している喫茶店などは、ブルーシートとトラロープで飛来物の対策をしていることも多い。

これは台風の時の写真じゃないけど、風で倒れたり走っていきそうなものはわざとこうやって倒しておく。

都市部なら車はタワーパーキングに入れるといい(その余裕があれば)。

当座の現金を用意する。

洗濯は早めに終えておく。

買い物

冷凍庫で氷を多めに作っておくか、買っておく。これは停電した時に冷凍庫の中のものを長持ちさせるのにも役に立つ。

水道が止まることはないが、水も買っておくといいかもしれない。

停電で調理家電が使えなくなった時のために、ラーメンパンなど常温で保存できるものを準備する。

キッチンがIHでも、カセットコンロが1台あると便利だ。

ただ大量のラーメンとかパンとかスナック菓子を目の前にすると、急に「果物が食べたい」などと思ってしまったりするので、そこはバランスよく好きなものを買っておきましょう。秋は果物がおいしいよね。

台風後は葉もの野菜が品薄になるので、買うか買わないかはともかく、そういうことも考えておけるといい。

お薬おむつなど、切らしてはいけないものも確保する。

停電前にすること

スマートフォンやPCのバッテリーはしっかり充電しておく。モバイルバッテリーもあるといい。

USBのライトがあれば、モバイルバッテリーは懐中電灯としても使える。

台風前に100均などに行くとLEDのライトは軒並み売り切れているので、持ってなければ早めに確保しよう。

乾電池式のLEDライトは持続時間が長く、数時間で消えるロウソクよりもずっと効率的で安全な照明だ。僕もいくつか持っている。

あとトイレがタンクレスの場合は、停電した時の水の流しかたもあらかじめ調べておこう。

PCで作業をしている場合は保存をこまめに。

停電したら

停電時には、懐中電灯を天井に向けると、上から明かりを吊るすよりも部屋全体が明るくなる。天井や壁が明るい色だとその効果も大きい。

冷蔵庫の開閉は最低限に。冷凍庫は電気が復旧するまでなるべく開けないつもりで準備できれば、1日、2日くらいは保冷できる。

風が吹いてきたら

雨戸を閉める。本州の台風は足が速いので、風が吹く前に閉てておいてもいいかもしれない。

ベランダに出してある履き物などは忘れずに仕舞っておかないと、なくなったり、逆に見たことのないスリッパが現れていたりする。

雨がとても強いときは、サッシの溝にタオルを詰めることもある。

風が強くなってきたら

外に出ない。

割れたガラスでけがを…、とか、ドアに指を挟んで…、という報道も2,3年に一度は見聞きするので、どうしても外に出ないといけないときは、非常事態だということをしっかり心に留めて最小限の行動を心がけよう。

強風下では傘は役に立たないし、凶器に変わりうる。タンクみたいなものが気ままに道路を転がっていくのもたまに見る。

沖縄の家の窓に格子がついているのは、防犯のためのみならず、看板とか大きなものが飛んだりするからでもある。

眼鏡をかけていると、突風で眼鏡を飛ばされかけたりするのだ。台風の中で眼鏡なしは想像するだけで怖い。家の中にいよう。

風向きの変化

台風の風は、目を中心にして反時計回りに吹いている。

大雑把にいえば、風に向かって立ったときの右手方向に台風の中心があるので、停電で情報が遮断されていても窓の外の雨の流れから台風の位置がわかるし、ある程度今後の風向きも予測できる。

また、台風は進行方向の右側で風が強くなる傾向がある。

台風の進行方向と風の強さの傾向

台風自体が進む速度と風向きが合成されるためで、これを沖縄では、台風が過ぎたと思ってもけーし風(返し風)のほうが強いから気を付けなさいよなどと言ったりする。

先日の台風15号で神奈川・東京よりも千葉の被害が甚大だった理由の大きな部分が、このメカニズムによるものだっただろう。

ただし地形や家屋の向きで風当たりの強さはいくらでも変わるので、この右側(危険半円という)でないからといって軽視してはいけない。

本州に行くときの台風はスピードが乗っていることが多いので、どっち側にしても強い風が吹く可能性がある。

台風の最中にすること

ラジオ(電池式のものがあるといい)を聞いたり、地元メディアが災害情報をツイートするのを見たり、あとは積んでる本でも読みましょう。青空文庫もいいぞ。

台風シーズンに向けてソニーのポータブルラジオICF-P36を買った
ポータブルラジオを買いました。ソニーのICF-P36という小型のラジオです。とりあえず、買ってよかった。 以前、台風シーズンの停電対策として電池式のラジオを買っておきたいという記事を書きました。 その記事内で候補に挙げて...
Dig!20世紀その1 漱石「坑夫」ほか1901年から09年の日本文学
20世紀に書かれた小説その他の文学作品から、年度に1作ずつセレクトしてみる企画を始めようと思う。 まずは20世紀初頭の小説を、ネット上で読める短いものの中から選んでみた。紹介している作品はいずれも青空文庫その他に全文がある。 初...

僕は外の木の枝がゆっさゆっさと揺れまくっているのを見ると、小鳥たちがどこでどうしているのかいつも気になってしまう。

低気圧だとよく眠れるというようなことを聞いたことがあるが、暴風の音を聞きながら寝るのは、実際心地よいものだ。

環境の特性に配慮する

その土地、住居の形態、保有している交通手段などによって防災に必要な備えは変わる。都市部と離島と山間部と沿岸部では対策も違ってくるだろう。

台風では、停電のほか、強風による倒木とがけ崩れ、地滑り、高波に注意したい。

旅行中に台風に出会ってしまったら

沖縄県内を旅行中に台風とかち合ってしまう観光客もいる。

空港でのキャンセル待ちがいつも気の毒だ。ボランティアが楽器や歌のサービスをしたり、航空会社が宿泊を手配したりといったことはあるようだけど、こういう時のためのシステム整備は進んでいるのかな。

昔は、台風に馴致された一部の県民は暴風警報発令と見るやツタヤにDVDを借りに行ったりボウリングに行ったりしたものだけど、スマホが普及したここ10年はそういうアクティビティーも変化してるんだろうか。居酒屋などでは台風時に割引になるところもあったようだ。

片付けるまでが台風です

台風のあとはGSに洗車の列ができる。潮風に吹かれて砂や葉っぱがこびりついた状態で車を放置してはいけない。痛みが早くなる。

家屋も同じで、台風のあとは高圧洗浄機で家を洗っている家庭がたくさんある。

ご近所付き合いがあるなら、とくに高齢者宅への声掛けはしたい。

台風対策まとめ

19号の接近が気がかりで急いでざっと書いてみたが、台風対策の基本的なところは押さえることができたんじゃないかと思う。外回りの風対策と食べ物と電気を最低限準備しておこう。画像など作っていたのでもう深夜である。

ほかのサイトも読んで必要な準備をして、万全な構えで台風を乗り切りましょう。

タイトルとURLをコピーしました