Amazonの置き配指定はヤマトと郵便がまだ非対応だから意味がなかったよ

Amazon 置き配できない

Amazonでは商品受け取り方法が「置き配」優先になってきているようで、ぼくが今月2回買い物をしたときも、「置き配」の選択肢にチェックマークがついていた。

2回とも「置き配」のまま注文確定して、初めての置き配利用を楽しみにしていたのだけど、結果を言えば2回とも置き配での配達はしてくれず、対面での受け取りになってしまった。

なぜこういうことが起こるかといえば、現状ではAmazonの置き配にヤマト運輸と郵便が対応していなかったせいだった。

※追記:この記事の内容は2020年9月時点のものです。
2021年1月時点で、ヤマトについては発送後に配達予定メールから置き配指定ができるようになっています。その方法について記事の末尾に追記があります。

置き配がデフォルトになったAmazonなのに、置き配できない理由

置き配指定はできるけど…

Amazonで買い物をするとき自宅を受取先にすると、「配送指示(置き配含む)」というリンクから、荷物を置き配してもらう場所を指定することができる。

Amazon 置き配

ぼくは2度の買い物で「玄関」を選択して、荷物が玄関先に配達されるのを待っていた。

しかし結果はどちらも対面受け取りになった。その理由が、下のほうに小さい薄い字で書いてある部分だ。

置き配できない理由

そこにはこう書いてある。

なお置き配指定は(中略)、Amazon.co.jpが発送し、Amazonがお届けするご注文が対象です。

これが原因。

「Amazonがお届けする」という部分が曲者で、商品をAmazon本体が発送していても配送業者がAmazon指定の業者でない場合は、ここでの置き配指定が適用されないのだ。

ぼくが今月利用した2回は、いずれもAmazonが発送する商品だったのだけれど、それぞれを配送した郵便とヤマトが、Amazonのこの画面で指定する置き配には対応していなかったのだった。

本日配達メール

Amazonから来た「本日配達予定」メール。置き配指定していたのに、「直接のお渡し」になってしまった。

置き配の確率を上げるには

郵便については、OKIPPAという置き配バッグを購入して設置すれば、Amazonからの荷物に限らず、ゆうパックなどをサインや受領印なしでその中に配達してくれる。

置き配バッグ「OKIPPA」設置による指定場所配達依頼 - 日本郵便
玄関等に置き配バッグ「OKIPPA※」を設置いただければ、指定場所配達の依頼書をご提出いただいたものとみなし、お客さまおよび同居人(以下「受取人」といいます。)がご不在時にOKIPPAに郵便物等の配達等を行います。

玄関等に置き配バッグ「OKIPPA※」と同梱の配送員向けプラカードを設置いただければ、指定場所配達の依頼書をご提出いただいたものとみなし、お客さまおよび同居人(以下「受取人」といいます。)がご不在時にOKIPPAに郵便物等の配達等を行います。

 

そしてヤマト運輸でも、新型コロナ対策として、配達時にインターホン越しに非対面での受け取りを希望すれば、そこに置いていってくれることになっている。

ただこれでは、置き配のような配達時に家にいなくていい、あるいは配達を気にせず寝ていられる自由度が少ないのが難点だ。

ほかにもヤマトでは購入時または発送後に置き配指定できる「EAZY」というサービスも始めていて、現状では「ZOZOTOWN」や「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」で利用できるのだけど、Amazonではまだ利用できない。

ヤマト置き配

(画像はヤマトのサイトより引用しました。クリックで拡大。)

この「EAZY」がAmazonでも利用できるようになればありがたいと思う。

2021年1月追記:ヤマトのメールから置き配指定する方法

お荷物お届けのお知らせ

2021年1月現在、クロネコメンバーズの会員になっていればAmazon発送後にヤマトから届く「お荷物お届けのお知らせ」メールから、置き配指定ができるようになっている。

Amazonの荷物がヤマト扱いで発送されると、翌日くらいにヤマトから、

「お荷物お届けのお知らせ【受け取りの日時や場所をご指定ください】」

というメールが届く。

現在はこのメール内のリンクから、置き配指定ができるページに飛べるようになっている。

このようなページで配達される場所を変更することができる。

選べる配達場所は玄関ドア前や宅配ボックス、ガスメーターボックスなど。

とくに指定しなければ通常どおりの配達方法になる。

 

タイトルとURLをコピーしました