机で手書きの書き物をするときには、PCのキーボードは立てて置いて、スペースを広げたい。
そんなわけで、超簡単にキーボードを立てる方法を考えた。3分くらいでできて「スタンド」と呼べるほどでもない簡単な工作だけど、きちんと役割は果たせる。
使うものは、L字型のブックエンドとマグネットテープだ。
ダイソーのブックエンドとマグネットテープでキーボードスタンドを作る
ブックエンドにキーボードをくっつける
やりかたはこんな感じ。
1.モニターの足の下にブックエンドの長い面を差し込む。
2.キーボードの裏にマグネットテープを貼る。
3.キーボードを立て、裏のマグネットをブックエンドの短い面にくっつける。
単純すぎますが、以上です。
用意するものはL字型のスチール製ブックエンドとマグネットテープで、どちらも100均のダイソーで入手できる。
ダイソーには余計な凹凸のないシンプルなブックエンドが売っていて好都合だ。
100均で買ったもの
材料はこちら。
マグネットテープとブックエンド。
キーボードの裏にマグネットテープを貼る
まずキーボードの裏にブックエンドを当ててみて、マグネットを貼る位置の見当をつける
そしてマグネットテープを適当な長さに切り、キーボードの裏に貼る。
このように貼った。
こうして裏面にマグネットテープを貼り付けても、テープの厚みはキーボードのゴム足の高さより薄いので、キーボードの傾斜には影響しなかった。
また、このマグネットテープは数十分後には剥がれてきてしまったので、あとでこの上からマスキングテープで覆うように補強しておいた。
キーボードを立てる
モニタの前にこんなふうに立てることになる。
場合によってはブックエンドを軽く曲げると、より安定感が増し、立てたときの見た目もよくなるはず。
モニターの足にブックエンドの長い面を差し込む
ブックエンドの長い面をこうしてモニターの足の下に差し込んだ。
モニタースタンドは大きなモニターを安定させるために重くなっているので、ブックエンドのL字の短いほうの辺を少しくらいの力でゆすってみてもブックエンドが数㎜しなるだけで、モニターが大きくぐらついたり、ひっくり返ったりすることはない。
広い書き物スペースができた。
磁力は弱くていい
キーボードの裏のマグネットは若干弱めにしておくのがおすすめだ。ネオジム磁石やフェライト磁石のような、スチールにガチッとくっつくほどの磁力はむしろないほうがいい。
キーボードの重みは机で支えているので、マグネットはちょっとした振動でキーボードがばたんと手前に倒れてきたり、ずるっと滑ってこないようにくっついていてくれればそれでいい。
だから固形の磁石ではなく、マグネットテープの「ぺたっ」くらいの磁力でちょうどいいのだ。
今回は分かりやすく白いブックエンドを用いて写真を撮ってみたけど、店頭には黒いのもあったのでその方が色的には統一感がある。
またブックエンドのサイズも、モニターの画面が隠れない範囲で、大きいサイズのものを使ったほうがより安定するはずだ。
タブレットスタンドからブックエンドへ
これまで書き物をするときは100均のタブレットスタンドを使っていたのだけど、今回ブックエンド方式にして、書き物スペースをより広くとれるようになった。
ライオン事務機のシンプルなブックエンドには白/黒、大/小がある。
ブックエンドの前面には小さいカレンダーでも貼るといいかなと思ってシールのカレンダーを見てたら、10月に30日が2回あるエラーカレンダーを見つけた。これAmazon's choiceなのに。