ブラウザ上で画像を右クリックすると、メニューの中に「この画像のQRコードを作成」という表示が出ることがある。
これはWindowsではなく、Chromeが表示しているものだ。
QRコードは別にいらないなと思えば、この表示を消すこともできる。
右クリックメニュー内「この画像のQRコードを作成」を非表示にする
この画像のQRコードを作成
ウェブサイト上やGoogleの画像検索結果上で表示されている画像を右クリックすると、メニュー内に「この画像のQRコードを作成」という表示が現れる。
これは現在はβ版の機能のようなので、Chromeのバージョンによっては出ない環境もあるかもしれない。
ちなみにQRコードを作成してみると、このようなコードが生成される。
(モザイク処理しています。)
なぜか中央に恐竜のいるQRコードが作成された。スマホ向けに画像のURLを簡単に作りたいときには便利な機能かもしれない。
でも、この機能は特に使い道もないし邪魔なだけだと判断すれば、非表示にすることもできる。
非表示にする方法
右クリックメニュー内のこの表示をなくすには、まずChromeで「chrome://flags」にアクセスする。
するとこんなページが開く。
とても縦に長いページなので、ページ内を「QR」で検索して目的の項目を探そう。
そうすると「Enable sharing page via QR Code」という項目が見つかる。
この設定をDefaultからDisabledに変更すれば、右クリックメニュー内のQRコード変換を非表示にできる。
右側のプルダウンからDisabledを選ぶ。
そうするとウィンドウの隅にRelaunchのボタンが現れる。これはブラウザの再起動のことだ。
ブラウザを再起動することによって今回の設定が反映される。
このボタンを押してすぐに再起動してもいいし、あとで適当な時にChromeを起動しなおしてもいい。
非表示の確認
ブラウザを再起動したら、適当な画像を右クリックしてみよう。
このように、先ほどまで「この画像のQRコードを作成」が表示されていた部分に項目がなくなっているのを確認できる。
右クリックメニューの無駄をひとつなくして、作業性をほんの少しだけ上げることができた。