CDのケースを捨てて薄くコンパクトに収納してみた

CD収納

CDのケースを処分して、少しずつソフトケースに移し替えている。

買ったときのままで保管したいCDはまだそのまま置いておき、もう頻繁には聴かないだろうと思うものから整理している。

今回は以前DVD-Rを捨てたときに余ったCD・DVD用両面ポケットがあるので、それに入れて保管スペースを圧縮してみた。

今回はCDを紹介しがてらケースを処分していく記事となっております。

CDのケースを捨てて収納する

たしか斉藤純さんの『暁のキックスタート』だったと思う。

その中に「大半の男は30歳を過ぎるとCDを買わなくなる」というような一行があった。

20代の半ばでそれを読んでいたときには「フーンそんなものかな」と思ったものだけど、実際30を過ぎるとぱたりとCDを買わなくなった期間が僕にもあった。

いまにして思えば、音楽と自意識の絡み合いがほぐれていく時期が、その20代の終わりから30前後だったように思う。

音楽や文学を手掛かりにしないで、自分が生きている現場の手持ちの材料で、新たに自己を確立していく過程が本格化していく年齢に差し掛かっていたのだろう。

そしていつごろからそうなったのかよく覚えていないが、僕は再びCDを買うようになった。

しかし時代の流れで、現在は昔と違い、CDショップよりもネット通販で買うほうが多くなっている。

中古CDやMP3の形式で買うこともあるから、前回CDショップで買ったCDはどれだろうと思っても、すぐには思い浮かばないくらいだ。

今回ケースを処分したCDもそのほとんどがネットで中古を買ったものだった。

画像左のCD10枚を、右のCD整理用のスリーブに移し替えていく。ポケットが両面あるので、片側にCD、もう一方に紙類を入れることができる。

クレーメルとアルゲリッチの「春」「クロイツェル」。

どちらも決して嫌いではないのだけど、きっと癖が強いんだろうなと買う前に思った通りに、それぞれの主張も緊張感もある演奏だった。

僕はわりとオーソドックスで明るく暖かい雰囲気の、パールマンとアシュケナージによるスプリングソナタをよく聴いていたので、この盤を聴くとなんだか別の惑星の春のようなイメージをしてしまう。

浅香唯初期のベストアルバム。このアルバムの浅香さんは一部の曲で声が掠れていて、最初は聴きとおすのが苦しいくらいだった。

CDを片面に、もう片面に紙類を入れるとこんなふうになる。

このタイプのCDスリーブだと、どうしてもCD背面の紙がはみ出してしまう。

コクヨのメディアパスならオビまで含めてきれいに収納できるのだけど、今回は予算の都合上、ありもので済ませてしまう。

浅香唯さんのCDからまっ白いトレーが入手できたので、これをトレーが経年で変色している別のCDのものと取り換える。

ポール・デズモンドとジム・ホールの『ボッサ・アンティグア』は夏になるとよく聴く。

タイトルはボサ・ノヴァをもじったものだ(NOVA→新しい、ANTIGUA→古い)。

Paul Desmond / Bossa Antigua

心地よい音楽を聴きながら作業を進めましょう。

「投げ売りされている昔のアイドルのCD」を買ってきて観賞するブームが、僕の中で何年か前にあった。

ゲオやブックオフに行ったときに、100円とか250円くらいの聴いたことないアイドルのCDを買ってくるのだ。

この時代はアイドルのビッグスター不在の時代だったようなのだけど、10枚ほど聴いた中では、90年代前半くらいのものが個人的にはちょうどよかった。

中でもこの持田真樹さんの『春・夏・秋・冬』というアルバムがとても良くて、それならと思って買った『明日の色』の印象はそこまでじゃなかった。でも、曲はこちらのほうがいいかも。

ほかにはリア・ディゾンのCDを買って、「これはまだ枯れてないから聴くのはいまじゃなくて10年後だな」と思ったりしたな。

持田さんの生写真が封入されていたが、フィルムカメラ時代の用語の「生写真」って、いまどれくらいの年齢の人まで正確にイメージできるのだろうか。なまじゃしん。べつにいやらしい用語ではないが、そんな雰囲気がしないでもない。

10代のころに欲しくてあちこちのCDショップを探し回ったけど見つからなかった『ファブ・ギア』も、Amazonで数百円で買えた。

四半世紀を経て聴いた印象は、「あの頃はこうだったなー」みたいに完全に平熱のノスタルジックモードだった。聴きどきを逃した思い出の1枚。

ディアマンテスの『ケ・ウムサンヤ』。

嘉手刈林昌のかいされーにアルベルトのポルトガル語の唄がからんでいく「カイサレー~タマリト」が絶品だ。

林昌の音源にアルベルトのヴォーカルをオーバーダブしたのかと思って聴いていたら、曲の終わりで林昌さんが何かしゃべっている。生前のコラボみたいだね。2分40秒の短い曲だが、この曲をもっとロングバージョンで聴きたかった。

一定の年齢以上の沖縄県民なら知っている「Hey! ニーセーター」とかラジオ番組のジングルとしてしか知らなかった「オキナワディスコナイト」も収録されている、響く人には響く好企画カバー曲集だ。

CD10枚ぶんをソフトケースというかスリーブに移し替えると、こんな感じになる。

CD収納

ボリュームがおよそ3分の1程度になった。

これでスペースの節約はできるのだけど、こうしてしまうと探しにくくなってよけいに聴く機会がなくなるのも事実だ。

その環境があるなら、PCでMP3化しながら整理するといいと思う。

まあMP3にした場合でも見えなくなると聴かなくなるのは一緒なんだけどね。

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