サンスター文具のコーナーカッター、「かどまる3」を買った。
これを使えば、紙や薄いプラスチックなどの角を半径5mmの円形にカットすることができる。
かどまる3の使用感レビュー
かどまる3のエコなパッケージ
Amazonでは「かどまる3」が商品名だったけど、パッケージのおもてには「かどまる」としか書いてない。3はどこ?
かどまる3の表記は裏側に小さくあるだけだった。
開けるときに感心したのは、パッケージにホッチキスを使っていなかったこと。こういうのいいね。
このでっぱりで紙の台紙とプラが固定されている。
何気ない部分だけど、世の中は少しずつ進歩しているんだな。
紙やクリアファイルの角を丸めてみる
さて、取り出したら初使用してみよう。
まずは紙で試してみる。
角のほうにわずかに見えている銀色の部分が刃になっているらしい。
押してみると、しゅこっという軽い手ごたえ。
あれ? 切れてない。なるほど、もう少しぱちんというまで押し込むのか。
角がこのように丸く切れた。
ほかのものもコーナーを丸めてみよう。
クリアファイルなどはお手のものだ。ラミネート加工した写真などもカットできる。
はがきの角も丸くなる。
しおりの角もこの通り。
ひとつ気付いたことは、正確に挿入するためのガイド部分が刃から少し離れたところにあるので、一辺がそこまで届かないふせんのような幅の細いものを切ると、切り口が斜めに傾くことがある。
角だけを丸くしたいのに、左のふせんは、長辺のやや下の矢印で示したあたりからカットが始まっている。右のふせんは意図した通りに切れている。
なんでも自動的にきれいに丸くしてくれるのではなく、ぞんざいに扱うとそれがそのまま出力されるシビアさはあるようだ。
でも注意深く位置決めすれば、右側のように片側のガイドだけでもきれいに丸くカットできる。
1辺が2.5cmに満たない小さいものは、ベージュ色の部分のガイドに紙などを沿わせることができないので、目見当でのカットになる。
硬い薬の錠剤シートの角を丸める
こんどは硬めのものも切ってみよう。
薬の錠剤のシート。1回服用分だけ折り取ると、このように角が尖っていて気になる。
小さいサイズではあるけれど、硬い薬のシートの角部分もこのようにきれいに丸められる。切り口にギザギザもなく、より安全に携帯できるようになった。
パンツについていた紙タグの角も丸めることができた。
1.5mmくらいあるぶ厚い紙のタグもなんとかいけた。
かどまるPROとの違い
このかどまる3は半径5mmの単機能バージョンだ。
かどまるPROは紙の挿入口が3つあり、3種類の丸みの大きさを選べる。円の半径3mm、5mm、8mmだ。
このかどまるPROも一応検討して、ぼくの用途ではコーナーの丸みのサイズまではこだわらないので、今回はかどまる3を購入した。
ただ角を丸めるだけの道具なんだけれど、構造が単純で長持ちしそうなので、長い目で見ればいろいろと使う機会もあるはずだ。