沖縄県内のスーパーで「オキコラーメン」という小さい袋麺のパックを見かけることがある。
器に入れてお湯を注いで食べられる、メジャーな商品でいうと日清のチキンラーメンのような即席麺だ。
このオキコラーメンが小腹満たしにちょうどいいので、チキンラーメンと比較しながら紹介したい。
オキコラーメンの作り方
オキコラーメンは、沖縄県内でパンなどを製造しているオキコ株式会社が販売している。
90年代まで一般的な袋麺サイズだったのだけど、いったん終売になってミニ麺として復活してきたものだ。
しかしパッケージのイラストは昔から変わらない。
子どもの頃、僕の家ではこういう袋麺を食べるのは台風で停電したときが多かったこともあり、個人的には、台風の日の食べ物として記憶に紐づけられている。
食べ方はチキンラーメンなどと一緒だ。
麺は太め。お湯を注いで待つ時間も4分と長めだ。
関西方面では、小腹を満たすことを虫養い(むしやしない)とか小腹養いということもあるそうだ。風流な語感だね。
その虫養いに手ごろな分量だ。スープカップにちょうどよろしい。
丸いちぢれ麺。食感はチキンラーメンと比べるとぷりぷりしている。決してコシがあるわけじゃないが、擬音で表現しようとするとやはり「ぷりぷり」が近い。
スープは澄んでいて、味は薄味だ。夜中に食べても後味がしつこくないのもいい感じ。
チキンラーメンも食べてみよう
「すぐおいしい、すごくおいしい」のチキンラーメンミニも一緒に買ったので、食べてみよう。
中の個包装を並べてみた。ちなみにオキコラーメンは4個入り、チキンラーメンは3個入りだ。
オキコと比べてかたまりが小さく、色が濃い。
チキンラーメンミニは、待ち時間が2分でいいのですぐ食べられる。
麺は細い平麺のちぢれ麺だ。
食感は「ぷりぷり」のオキコと比べるなら、「とぅるとぅる」という感じ。
スープの味が濃くて麺の歯ごたえも少ないので、ラーメンというよりもヌードル入りのスープといったほうが実感に近い。
またオキコラーメンが1袋30gに対してチキンラーメンミニは20gなので、こちらは一度に2袋くらい食べたくなる。
これは増税前の写真なんだけど、4袋入りのオキコと3袋入りのチキラーがスーパーではこのような価格だった。
チキラーは100均のダイソーへ行けば110円で売っていることもあるので、そこで買うと小袋当たりの価格としてはほぼ差はない(税抜きでオキコ33円、チキンラーメン33.3円)。
僕の好みでいうと夜食にするならオキコのほうがいいかな。量も多くて食べた感はあるし、薄味なので後味が残りづらいのもいい。
ということで夜食や「虫養い」に、オキコラーメンがよろし~い!というレポートでした。
※ちなみに「よろし~い!」はこきざみインディアンのさーねーさんの持ちネタだということは(沖縄県民には言うまでもないけれど)申し添えておく。とくにラジオの食レポではよく耳にしました。
楽天のオキコのショップ沖縄お土産通販!オキコ沖縄土産店には、かわいい蓋つきマグカップもある。夜食用に買おうかしら、と思ったけど、本体より送料のほうが高くついてしまうな。県内のどこかの実店舗で買えないだろうか。