台風シーズンに向けてソニーのポータブルラジオICF-P36を買った

sony電池式ラジオICF-P36

ポータブルラジオを買いました。ソニーのICF-P36という小型のラジオです。とりあえず、買ってよかった。

以前、台風シーズンの停電対策として電池式のラジオを買っておきたいという記事を書きました。

台風シーズンの停電時に向けて電池式のラジオが欲しい
去年、2018年9月末の台風では、僕の家の周囲では3日にわたる停電を経験した。 その間、スマホで状況をチェックしたり本を読んだりして暇をつぶしていたのだけど、ラジオがあればもう少し退屈せずに過ごせたに違いない。 台風シーズンの前...

その記事内で候補に挙げていた2台のうちの1台が、このICF-P36。

今回、レビューを参考にAmazonで購入して実際に音を出してみたので、その実機レビューとなります。音質は、対価格比で期待通りの高品質です。

SONY ICF-P36開梱レビュー

SONYICF-P36です。

先日の記事では、一回り大きいICF-306とこの機種とで2台のうちどちらかを買いたいと書いていましたが、Amazonではこちらのほうにレビューが多く、価格も安く、評価も高評価だったので、小さいほうを買いました。

購入時の価格は2064円。さらに小さいポケットラジオも含め、国内メーカーのラジオ製品の最廉価価格帯はおおよそこの2000円前後となっているようです。

パッケージはこのように簡素。量販店などではハンガーフックで吊ってディスプレイ陳列することも想定された仕様です。

裏はこのような感じ。メイドインチャイナの文字が見えます。バーコードのシールから、海外でも売られていることが推測されます。

僕は通販するときの商品の箱の大きさが気になる人なので、サイズを測ってみました。

幅:13.5cm、高さ:8.5cm、奥行き:4.7cmでした。

上蓋を開けるとまず出てきたのは、乾電池2本とイヤホン等の袋。

内容物は、ラジオ本体、取扱説明書・保証書、ハンドストラップ、モノラルの片耳イヤホン、乾電池2本。

乾電池はマンガンでした。

ICF-P36の外観です。

上面に選局ダイヤルがあります。摺動感は、思ったより抵抗が強めでしっかりしています。

選局バーの動かし始めに遊びはなく、わずかな調整でもリニアにきっちりと動かしたいだけ動かすことができます。ここはあきらかにお値段以上のクオリティです。

背面。ボディはつるつるの面と、梨地まではいかない程度にざらざらした面で構成されています。

写真では分かりにくいですが、底面の四隅には短い脚もあります。

電池ボックスの蓋はヒンジで開くタイプ。蓋を失くすことはありません。

電池を入れてみました。選局ダイヤルを回してラジオ局に周波数を合わせると、「同調」と書かれた赤いランプが点灯します。

ラジオ局に周波数が合っていないときは赤ランプは点灯しません。「電池」の緑ランプも、電池が消耗すると暗くなってくると説明書にありました。

もちろん電源OFFのときには緑ランプも消えます。

FM放送受信用のアンテナを伸ばすとこんな感じ。アンテナ根元のねじの上から先端まで、実測で42.9cmでした。

前方から見て左側にボリュームダイヤルとイヤホンジャック。ボリュームは選局ダイヤルより軽く回せます。

イヤホンはモノラルとステレオに対応。ステレオイヤホンを挿すと、両耳から同じ音が聞こえます。左右の音に差はありません。

また、マイク端子付きの4極イヤホンには非対応と説明書にあります。

付属のモノラルイヤホンはカナル式ではないオープンタイプですが音はいいです。抜け感がよく、長時間聞いても疲れなさそうな好ましい音質。

向かって右側に電源とAM/FMの切り替えスイッチ。見づらいですが下からOFF・AM・FMとスライドして切り替えられます。

ストラップの取付穴は背面左上にあります。

iPhone7と比較した時の大きさ。実測で12.9x6.7x3.4cm(突起部を除く)でした。

音質レビュー

スピーカーの音

まずAMで適当に選局して聴いてみましたが、スピーカーからの音は「まずまず良好」といった第一印象。

Amazonのレビューのとおり、サ行がかすれることもなくきれいに聴こえます。全体として穏やかな音質傾向のように思います。

低音はミニコンポのラジオと比べると劣りますが、コンパクトラジオにそれを求めてはいけません。こんなものかと言えばまあこんなものなのですが、こもり感もハイ上がり感もなく、このサイズとしてはまとまりがあって、悪いとは思いません。選局した状態で電源オフからオンにしたときの音質面での違和感は小さいと思われます。

ただボリュームをかなり大きくすると本体の中で響くというか、筐体の材質の音が乗るというか、そんなプラスチック感は出てくるようです。これを解消するには外装をもっと分厚く作る必要がありそうです。しかしまあ、個人的には大きい音で聴くことはなさそうなので、ここは問題なしとします。

イヤホンの音

付属のイヤホンは、上でも書きましたが良好な音質のオープン型イヤホンです。抜けよくこもり感のない、長時間聴き続けても耳が疲れることのなさそうなすっきりした音質でした。

イヤホンにはSONYと刻印されているだけで型番はありません。プラグは1本線のモノラル、ケーブルは最低限といった様子の安っぽい感じではあります。

ケーブル長は、プラグとハウジングを除いたライン部分の長さが実測で104cmでした。

別のソニーのステレオイヤホンMDR-EX155でも聴いてみました。こちらはカナル型なので付属では足りなかった低音が結構聴こえます。総体的にイヤホンジャックからの音にも僕には不満なしです。

ラジオの感度

AM

AMは問題なくクリアに聴こえます。アンテナは本体内部にあるので、ラジオの向きを変えて受信状態を調節すると説明書にはありますが、ミニコンポで受信できる局は、どの向きにして置いても良好に受信できます。

FM

我が家ではFMの入りが悪くあまり期待していませんでしたが、このラジオでもやはり、ミニコンポに電線のアンテナをつけた状態を上回る受信感度にはなりませんでした。

FM局の中で完璧にクリアに受信できたNHK-FMで、ラジオドラマをやっていたので少し聴いてみましたが、NHK-FMの音はモノラルで聴いてもたいしたものですね。驚きの高音質。電話をしている声の背景で街の音が聞こえているというシーンが、ものすごくリアルです。これはスピーカーよりイヤホンで聴いたほうがよくわかりました。

ミニコンポの感度に及ばなかったのがFM沖縄。茂木健一郎さんがどなたかとしゃべっていましたが、これはアンテナの向きを最適な方向に回しても雑音を消し切ることはできませんでした。まあ、放送内容自体を聞き取れないほどではありませんでしたが、ノンストレスとは言えない受信状況で、ここは残念だった部分。

その後ラジオを持って部屋をうろつくと、受信状態のよくないFM沖縄も少しざらつく程度で良好に聴ける場所がところどころにあることがわかりました。イヤホンからはCascadesの「悲しき雨音」が流れていて、これは僕が初めて買ったシングルCDだったこともあり、不意に懐かしい気分に。タイトルは忘れたけれど宮沢りえさんの出ていたテレビドラマで劇中に流れていたのです。

それが綺麗に聴こえる場所(窓辺というわけでもない)で聴いていたら、曲のあとに桑田佳祐さんの下ネタが始まって、こちらも懐かしい気分になりました。「桑田佳祐のやさしい夜遊び」も長いですね。

NHK-FM以外にも強力に受信してクリアに聞こえた局があって、男性ふたりが台湾に行ってきたという話をしています。これはなんだろうか、コミュニティFMが入っているのか? と思って聴いていたら、これは琉球放送(RBC)のワイドFM放送でした。「南国の夜」という番組のようで、試しにAMと切り替えて比較してみましたが、FMのほうがあきらかに音がいいですね。AM局もFMでの周波数を覚えておいてFMで聴くべきです。

受信さえクリアにできていれば、番組・CM間の無音状態の「シーー」音は小さく気にならないレベル。ICF-P36の機種そのものの音質は、コンパクトラジオとして満足できるレベルといっていいと思います。

まとめ

ソニーのポータブルラジオICF-P36は、持ち歩き移動させて聴く普段用のラジオ、また災害・停電時の乾電池式ラジオとして、合格点をつけられる製品と判断します。

音質は期待以上に良好、感度もまあ条件の悪い僕の家で聴けない局も一応なかったということでとりあえず合格点、見た目の点でも美しいデザインで、ワイドFMの放送も聴けてと、価格分の価値は十分にあります。

入手が容易な単三アルカリ乾電池2本を使用した場合、スピーカー出力でFM100時間、AM110時間、イヤホンからだとFM250時間、AM300時間という相当な持続時間も安心です。

 

 

 

 

 

電池はアルカリのほうが長時間聴けますが、長期にわたる保存性や液漏れ耐性ではマンガンのほうがいいらしいので、僕は当面マンガンの電池で運用する予定です。

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