梅雨が明けてから、ぼくは日傘を差すようになった。
2,3年前から日傘デビューしようと思いつつ果たせなかったのだけど、自分の中に生まれるのだろうと予想していた晴れの日に傘を差すことへの抵抗感も全然なく、始めたその日にあっさり日傘になじんでしまった。
ぼくと同じように日傘を差して歩いている男性はまだ多くはないが、ときどき見かけることはあるので、これからどんどん日傘男子が増えていくのではないかと思っている。
男性が初めて日傘を差してわかったこと8つ
雨傘でも別に変じゃなかった
Amazonで「日傘 メンズ」と検索すると、出てくるのはほとんどすべて「晴雨兼用」の傘だ。
ぼくは今回は以前から使っている普通の雨傘を使ってみたんだけれど、それでも別に違和感はなかった。
初めての日傘だからといって特別に考えることはないのだ。
昔から持っている雨の日用の傘でも十分だった。
でも正直なところをいえば、日傘専用にする傘も欲しいことは欲しいのだけど。
直射日光を遮る効果は大きい
遮光率とかUVカットなどを特に謳っていない普通の傘なので、日光が生地を通して漏れてくるのがわかる。
でもこの写真の程度なので、普通の傘でも機能的に劣るということはないと思う。
直射日光を遮るだけで、そうしないのとでは体感に格段の差がある。差している日傘を降ろすと、「うわ、やっぱり暑っ」と思う。日陰を持ち歩く効果は大きい。
恥ずかしさはないが、短距離でも傘を広げるかどうかは迷う
日傘を差している男性はいまのところ少数派だ。
しかしそのこと自体を気恥ずかしく感じることはなかった。
ただし、すぐそこまでといった距離感のときに傘を差すかどうかで迷う。
内心ではそうしたい気持ちがありつつ、それを抑えたい気持ちも同時に働いていたのを自覚できた。
このへんは経験を積んで判断していけるようになろう。
いま広げるか、どうしようか…。
ソーシャル・ディスタンスに貢献
日傘を使うことで結果的にソーシャル・ディスタンスを実現する手助けにもなるということなので、今夏は全国的にその認識がもっと広まって、日傘普及の後押しになればと思う。
お店に持って入れる
日傘は濡れないので、コンビニや食堂などにも持って入れる。
だから帰りに傘立てから取り忘れたり、失くすことも少ないのではないかと思う。
まあこれは、この夏が終わってみないとわからないことだ。
ぼくはこれまでに何本か傘を失くしてきたので、日傘を買うにしてもあんまり高いのは買わない予定だ。
こういうのでベルトにでも下げておけば、食堂とかに忘れてくることもないはず。
日差しは横からも来る
雨も横殴りに振ることはあるけれど、日光も夕方は横から射してくる。
日傘は雨傘のように透明というわけにはいかないので、場合によっては多少視界を遮られるようなこともあるのかもしれない。
常に日が射しているわけではない
傘を差して歩いていると、いつの間にか道路に落ちる傘の影が消えていて、雲が太陽を遮っていることに気が付くこともよくあった。
そんなに照ってないのに日傘を広げて歩いていると、どうしても少し間が抜けた感じがしてしまう。
もう晴れているのに自分の車だけいつまでもワイパーを動かしていたときのような気分だ。
照ったり曇ったり、短い間にも天気は案外目まぐるしく変化している。そんなことに気付いたのも、日傘を差していたおかげだろうか。
自動開閉の折り畳み傘がよさそう
開くときだけでなく、閉じるのも柄のボタン一つでできる自動開閉の折り畳みジャンプ傘が、現在の傘の主流になりつつあるらしい。
たいした手間の省略ではないかもしれないけれど、便利は便利だろうと思う。
買うならこんな傘がいい。
というわけで、自動開閉のメンズの傘を選んでみた。