この記事では、「2枚目の楽天カードを作る条件」そして「1枚目の申し込みでしっかり特典ポイントを受け取る方法」を順にお伝えします。
1枚目にVisaを選べば2枚目の楽天カードは即時発行
2枚目をもてるのはVisa
楽天カードは、クレカ未経験者が最初に作るクレジットカードとして、最もおすすめのカードのひとつです。
非常に取得しやすく、入会金・年会費ともに無料ということもあり、まだ社会的信用情報のない学生やアルバイトの方にもおすすめすることができます。
そして重要なポイントとして、楽天カードは無料カードの2枚持ちができるので、仕事用とプライベート用、家賃・光熱費用と通販用など、「使い道別」や「引き落とし口座別」に分けることができて実用的なのです。ぼくも実際にそうしています。
ただし、2枚目の楽天カードを作るには、見出しにも書いたように、「1枚目にVisaを選んでカードを作っていること」が必須になります。
Visaだと選べるデザインは少ない
1枚目のカードに「Master」や「JCB」を選んだ場合には、ディズニーやサッカーチームなどのVisaにはない券面デザインを選べるというメリットがあるのですが、のちのち2枚目を作りたいのなら、残念ですがデザインの少なさについてはこれで納得するしかありません。選択肢は「Visa」一択となります。
Visaで選べる券面デザインはこの通り少ないです↑
Masterにするとスポーツチームなどの券面が選べます。
JCBではディズニーデザインが選べます。
American ExpressはVisaと同様の選択肢です。
券面デザインではあまりメリットのない「Visa」なのですが、ぼくはネットでしかクレカを使わず、誰に見せるものでもないので、そこはとくにデメリットだとは感じませんでした。
2枚のカードのポイントは合算される
1枚目のカードを「Visa」で作っておけば、2枚目のカードは簡単に発行されます。
2枚目のカードのブランドには、1枚目と同じ「Visa」は選べず、「Master」か「JCB」のどちらかとなり、ぼくはMasterを選びました。
2枚のカードは、同じ口座で使っても、また別々の口座に割り振っても構いません。
ぼくは1枚目はVisaでゆうちょ口座に紐づけ、2枚目はMasterで地銀の普通預金口座に紐づけて使っていますが、両方のカード利用でついてくる楽天ポイントは、どちらも自分の楽天アカウントに付与されます。
このように複数のカードの管理が楽なことも、楽天カード2枚持ちのメリットになります。
1枚目の楽天カードがVISAなら2枚目はあっという間に発行される
まずぼくが2枚目を作った流れをざっと説明しておきます。
1枚目の楽天カードをVisaで作っていたので、楽天e-NAVIの画面上で2枚目のMasterを申し込みましたが、即時の発行となりました。ウェブで申請したら数秒で「発行のお知らせ」メールが届き、提携ブランドが異なっていても、2枚目のカードの審査はしていないようでした。
上が最初に作ったVisa、下が2枚目のMasterカードです。
クレヒスなしでもいい
1枚目の楽天カードはそれまでウェブサービスの年額の支払いくらいにしか使っていなかったので、過去24か月のクレヒス(クレジットヒストリー。クレカの利用履歴)もほとんど消えていたにもかかわらず、即時発行でした。
ほとんどの月で利用履歴のないクレヒスホワイト(空白)だったはずですが、それでも秒で発行されました。
楽天カードの2枚目には審査がない説は事実のようです。
在籍確認等ももちろんありませんでした(ちなみに1枚目を作ったときにも在籍確認はありませんでした)。
2枚目には入会特典ポイントはない
2枚目の楽天カードについては、新規入会キャンペーンの対象外になります。
1枚目のときに貰えた「5000ポイント」などの大きな入会特典ポイントは、2枚目のときはもらえません。
なので1枚目を作る時にしっかりもらいましょう。これをもらうためには注意点があるので、下でお伝えします。
楽天カードの審査について
楽天カードは審査に通りやすい
楽天カードは18歳以上で楽天会員であれば作ることができます(18歳以上でも高校生は除きます)。審査が最も易しい部類のカードでしょう(消費者金融系を除きます)。
楽天カードには無職でも審査に通った例があるようですし、アルバイトをしていて収入があればほぼ通るカードだと思われます。
無料カードはクレヒスづくりにもいい
学生は一般的にアルバイトよりも確実に通るとされていますので、就職が決まるかどうか不安定な学生さんは、学生の身分があるうちにこうした年会費無料カードを作って持っておくと、たとえ当面使う機会がなくてものちのちこれでクレヒスを作り、信用情報を積んでいくことができます。
簡単なのは電話代の月々の支払いをカード払いにすることです。そうすれば放っておいてもカードの利用実績が毎月積み立てられて、審査が厳しめのクレカでも作れるようになってきます。
若いころは現金主義で、いい年になって初めてクレジットカードを作ろうとして審査にはねられるということも、ちょっと古い世代にはよくある話でした。ぼくもそうした中のひとりでしたが、楽天カードはそれでも作れた最初のカードです。
1枚目の楽天カードの作り方
楽天カードの1枚目を作る前に確認しておきたいポイントを、5つお伝えします。
あらかじめこうした点を確認しておけば、楽天カードは楽天会員であれば基本的にどなたにでもすんなり作れるカードです。
1枚目の申込時の5つのポイント
1.ブランドはVisaを選ぶ
1枚目にVisaを選べば2枚目のカードも簡単に作れます。
2.リボ払いはしない
リボ払いは商品の購入代金を月々の分割払いにするシステムです。
楽天はこのリボ払いを結構プッシュしてきますが、支払いに分割手数料がついてしまうので、せっかくの年会費無料カードのメリットが相殺されてしまいます。あとからでも変更できるので、申込時にはリボにはしないのがおすすめです。
3.キャッシングの枠は小さく
キャッシングの枠の上限を0円以外にすると、場合によってはキャンペーンで多少のポイントがもらえたりしますので、キャッシング枠を0にする必要はありませんが、一般論として低くしておいた方が無難です。こちらもカード作成後に枠を広げることができます(要申請)。
4.暗証番号にする4桁の数字を考えておく
暗証番号として登録する4桁の数字を準備しておいてください。
5.Edyについてはお好みで
ぼくは1枚目のカードをEdy付帯カードにしたので、サービスで500円分のEdyが付いてきて、コンビニでお茶を買うなどしてありがたく利用しました。Edy残高が一定額より減るとカードの利用枠から指定金額ぶん充当される、Edyの「オートチャージ」は申し込んでいません。Edyをよく使うなら最初にオートチャージを申し込んでおいてもいいですし、もちろんオートチャージもあとから申し込むことができます。
入会特典の5000ポイントを確実にもらうためにはここに注意!
1枚目の楽天カードの5000ポイントのもらい方と大切な注意点
楽天カードを作る際のとても大きなメリットが、入会特典の「5000ポイント」プレゼントです。
楽天グループ内では年中様々なポイントキャンペーンが開催されているとはいえ、これほど大きな額のポイントが簡単に手に入るのは、1枚目の楽天カードを作るとき以外にはありません。
このポイントは一括で付与されるのではなく、入会特典として2000ポイント、カード利用特典として3000ポイントと、2つに分けて付与されます。ポイント獲得の方法と受け取りのタイミングが違うことをふまえておきましょう。
5000ポイントのうち入会特典2000ポイントの受け取り方
まず5000ポイントのうち入会特典の2000ポイントは、カードが簡易書留で届いたあとに「楽天カードアプリ」で「受け取る」をタップして受け取るか、または「楽天e-NAVI」のページでポイント受け取り申請する2通りの方法があります。
- 楽天カードアプリで「受け取る」をタップして受け取る
- 「楽天e-NAVI」でポイント受け取り申請する
上記のいずれかの方法で、楽天会員のアカウントに2000ポイントが付与されます。このポイントは期限の定めのない通常ポイントです。
5000ポイントのうちカード利用特典3000ポイントの受け取り方
5000ポイントのうち残りの3000ポイントは、カード到着後に「スタートボーナスチャンス」というキャンペーンにエントリーして、さらに楽天カードで1円以上の買い物をすることでもらう権利が発生します。
スタートボーナスチャンスキャンペーンはメールでもお知らせがありますし、楽天市場内のイベントページや「楽天e-NAVI」のページからもキャンペーンにエントリーできるので、カードが来たら忘れずエントリーしておいてください。
楽天カードの1円以上の利用は、カードを申し込んだ日の翌月末までが期限です。3000ポイントをもらえるタイミングにもかかわってくるので、なるべく早いうちに最初の買い物を済ませておくのがいいですよ。
楽天カードの最初の利用方法
初めての楽天カードの利用は、べつに楽天市場内に限らず、リアル店舗で使ってみてもいいのですが、クレジットカードそのものが初めてでどうやって使えばいいかわからないなら、やはり楽天市場でじっくり商品を選んで買い物をしてみるのがおすすめです。ネットで使う分にはサインなども要りませんので。
ぼくの楽天カードの初利用時は、楽天内の古書を扱うショップで低価格の古本を買い、その金額のうちの100円だけ楽天カードで支払い、残りをアカウントに貯まっていた楽天ポイントで支払う方法をとりました。
多少変則的ではありましたが、条件達成のためには楽天カードを1円以上利用すればいいので、このような支払い方法でも全然かまいません。ぼくもそれで実際に3000ポイントをもらえました。
また別の方法としては、楽天ブックスで安い電子書籍などを選んで楽天カードで購入すれば、買ったものが家に届くこともないので、もっと気楽かもしれませんね。楽天ブックスでは電子書籍雑誌の過去の号が100円からあります。
利用特典ポイントが付与される時期
この3000ポイントは、カード初回利用の翌月25日ごろに楽天のアカウントに付与されますが、カード利用のタイミングが月末の場合は翌々月の付与になることもあります。
このポイントは利用期限のある期間限定ポイントとなります。こちらのポイントもしっかり獲得しましょう。
2枚目も作りたい人の「1枚目の楽天カードの作り方」のまとめ
この記事では「2枚目の楽天カードが作れる条件」そして「1枚目の申し込みでしっかり特典ポイントをもらう方法」について説明してきました。
前半でお伝えしたようにのちのち2枚目も作りたいひとは1枚目にVisaを選ぶことが必須ですので、以下のポイントに気を付けながら最初のカードを申請しましょう。
最初の楽天カードを作るときのポイントリスト
ここまでのページの内容をまとめます。2枚目の楽天カードも持ちたい人のための、1枚目の楽天カードの作り方のポイントです。
- ブランドはVisaを選ぶ(必須)
- リボ払いはしない(おすすめ)
- キャッシング枠は低く(おすすめ)
- 暗証番号にする4桁の数字を考えておく(必須)
- Edyはお好みで
そして、もう一つ大切なことは、5000ポイントを確実に受け取ることです。
これを忘れないでください。