小説のあらすじがたくさん載っている本『日本現代小説大事典 増補縮刷版』

日本現代小説大事典

『日本現代小説大事典 増補縮刷版』(明治書院)を購入した。

日本現代小説大事典

この本はずっと前から気になっていて、買う前にどんな内容なのかあらかじめ確認したかったのだけど、ネット上には全然中身についての情報がなく、アウトレットで安くなっていたところをえいやっという気持ちで買ってみた。

日本現代小説大事典 増補縮刷版

増補改訂版

購入したのは新旧あるうちの新しい版で、旧版出版後に発表された小説や新しめの作家も追加収録されている。旧版には、一般向けと図書館向けの体裁のものがあるようだ。

旧版:『日本現代小説大事典』2004年刊行

新版:『日本現代小説大事典 増補縮刷版』2009年刊行

事典だった

購入前のイメージと違ったのは、作品の並びが五十音順だったことだ。

てっきり年代順だと思ってたのだけど、事典だから、まあそうなるのか。

面白そうな本を探すために買ったので、五十音順となると、この事典をいちおうぜんぶ読まないといけないかな。ぱらぱらめくってみることにしよう。

新たに追加された増補分は巻末に分けてあり、旧版部分とまぜてあるのではなく、別建てになっている。増補分は新しい作品が多いけれど、それだけでなく、古い作品や作家も追加されている。

増補分の作品一覧。増補分には古い作品も含まれる。

内容

中身の雰囲気はこんな感じ。作品ごとに著者、発表・出版年、概要、あらすじ、みどころがまとまっている。

旧版と比べて本のサイズが小さくなったため、三段組みで文字が小さい。

「あらすじ」と「みどころ」と当該作品の引用と自分の体験を混ぜ合わせれば、即席で読書感想文が完成しそう。

作家一人あたり1~6作品が紹介されている。

代表作が集められているように思うけれど、この作家からこれを採るのかというようなのも、個人的な感想としては、なくはない。

また、事典と称するとはいえ、このように作品の網羅性はないのだから、作品名の50音順ではなく発表順に並べて、読み物として経糸が通った構成にしたほうがよかったのではないかと思う。

そうして巻末に書名索引・作家別索引を付ければ、知りたい作品の情報が載っているかどうかはわかるのだし。

北斗の拳とかうる星やつらとかの漫画もあるが、数としては少ない。ガンダムは小説版が載っている。

目次

中身の各パートはこのようになっている。

  • 作家別収録作品一覧…(序1~44ページ)
  • 作品編…1~1146ページ
  • 作家編…1147~1390ページ
  • 増補作品編…1391~1444ページ
  • 増補作家編…1445~1462ページ
  • 付録(生年一覧・没年一覧・出生(出身)都道府県別作家一覧・西暦和暦対照表)…1463~1483ページ

Amazonのリンク

『日本現代小説大事典』の購入サイトへのリンク。上が増補縮刷版、下が旧版。

日本近代文学館の『日本近代文学大事典』は内容を刷新したweb版が出ると噂に聞いていたのだけど、その後どうなったのだろう。

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