これまではマイナスドライバーで押さえのゴムを押し込んでいた、網戸の張り替え。
今回ゴム押さえのローラーを使ってみたら、そのほうが格段に楽ちんだった。
ゴム押さえのローラーはあったほうがいいよ
網戸の張り替えに使う道具
網戸の張り替えに必要なものは、最低限、下の3つ。
- 新しい網戸ネット
- 押さえのゴムを押し込む道具
- カッターナイフまたははさみ
押さえのゴムそのものは、ネットと一緒に新しいのを買ってもいいけれど、今使っているものをそのまま再利用してもいい。
新しく買う場合には、今使っているゴムの直径を測っておこう。
網戸の押さえ用のゴムには3.5mm、4.5mm、5.5mmなどの規格がある。
今回ぼくが交換した網戸では4.5mmのゴムが使われていて、それをそのまま再利用した。
今回使った道具
上にあげた3点以外にも、網戸の張り替えの際にあれば便利な道具はある。
ラジオペンチは、網戸の溝にはまっているゴムの端を引き出すのに使った。
網戸ネットをアルミサッシに仮止めしておくためのクリップ。
片側だけ留めていればいいので、2個で十分だった。大きめの洗濯ばさみなどでも代用できるだろう。
そして今回初めて使ってみたローラー。
これまではマイナスドライバーでゴムを少しずつ溝に押し込んでいたんだけど、これを使ったほうが数倍簡単だった。
ドライバーで押し込むよりも力が要るんじゃないかと思っていたら、全くその逆で、軽い力ですいすいと作業が進み、ずっと楽に網戸を張り替えられた。
コツは、ローラーの縁が高くなっている右側をネット側にして動かすこと。そうすることで内側から巻き込むように押し込まれて、最終的にネットがピンと張った仕上がりになる。
右利きの場合は時計回りにゴムを押し込んでいけばよい。
マイナスドライバーもやっぱり役立つ。溝の四隅にしっかりゴムを押し込むには、ローラーよりもドライバーが適している。
そういえば、このマイナスドライバーでねじを回した記憶はとんとない。それでも工具の中ではなにかと使う頻度が高い。
カッターナイフとはさみ。ネットを貼り終えたら、最後に余ってはみ出た部分をこれで切り落とす。
間違ってすでに張った部分を切らないように、最後の仕上げとして注意深く作業しよう。
滑らせるだけで余分をカットできる、専用の道具もある。でも、網戸張り替えの機会がそんなに多くないのであれば、事務用のカッターなどでも充分だろう。
ガード付きの専用カッターは現在Amazonで352円。
ローラーだけはあったほうがいい
今回買ったのはローラーがふたつ付いているタイプで、作業の過程で両方使うのかと思っていたら、さにあらず、ゴムの太さによって使い分け可能ということだった。
うちの網戸は4.5mmだったので、黒いほうのローラーを使った。
これがあることで以前よりもずっと楽に網戸ネットの交換を終えられたので、こうしたローラーが必要なのかどうかと思い悩んでいるなら、ぜひにとおすすめしたい優れものだ。