パソコンの音声をイヤホンとスピーカー(ミニコンポ)で簡単に切り替えようと思い、オーディオセレクターを選んでみました。
これまではいちいち手動でケーブルを繋ぎ替えていましたが、これがあればスイッチ一つで切り替えることができます。
オーディオセレクター(スイッチャー)の選び方
プラグの種類
出力元がPCなら、今回紹介するような3.5mmミニプラグやUSBが主流です。
ミニプラグ→RCAの変換ケーブルを使えば、セレクターからの出力をコンポの外部入力へつなぐようなこともできます。(今回僕がしたのもこのパターン)
入出力の数
今回は2入力-1出力(2IN-1OUT)、またはその逆の製品を多く紹介しています。
ほかには1入力-4出力、4入力-4出力など多機種対応の製品があります。
入出力の方向
アンプ的な機能のない単純なセレクターの場合、入出力の向きを逆にすれば、入力と出力の方向を逆にして使えることが多いです。
とくに両方向向けとの記載のない機種でも、今回紹介している商品のレビューを読むと、そうした使い方をしているユーザーが結構いました。
付加的な機能
セレクターには、ボリュームがついている機種やスイッチのオンオフでミュートができる機種もあります。
おすすめのオーディオセレクター5選
3.5mmステレオミニプラグ用のセレクターのおすすめ機種を紹介します。
入出力の数と機能や特徴をそれぞれについて簡単にまとめてあります。
Nobsound パッシブセレクタスプリッタ ボックス
Nobsoundの3.5mmミニプラグ用2IN-1OUTセレクターです。2入力1出力、またはその逆の1入力2出力として使うことができます。
入出力は1ボタンで切り替えで、もう片方のボタンでミュート。
ボリュームもついており、切り替えるイヤホンとスピーカーの能率が違うときの音量調節もできて便利です。
4入力1出力・1入力4出力のバージョンも、同じページで選択できます。
僕も今回これを購入しました。
「B」の出力にミニプラグ-RCAの変換ケーブルを挿して、ミニコンポの外部入力につないでいます。
IN側として使っている前面のIプラグの飛び出しが気になった場合は、片側L型のこのケーブルを買う予定にしています。
Earlybot Manual Switch Box Audio Speaker selector
こちらはA/Bのボタンで排他的に切り替えができるシンプルなオーディオセレクターです。
INとOUTが同じ側にあるので、置く場所によっては使いやすそうですね。
2入力1出力、1入力2出力。
NETMATE NM-STS21
上の製品と機能的にはまったく一緒のようです。
2入力1出力、または1入力2出力。
見た目の高級感はこちらが上なので、多少の価格差も納得できる範囲でしょうか。
背面にフックをかけられる穴があり、壁掛けでの使用も想定されています。
並木トレーディング ミニオーディオスイッチャー/セレクター
4入力4出力のセレクター。
標準のつなぎ方だと前面のノブで1~4の入力機器側をセレクトできます。
入出力を逆にすれば、出力側の4つの機器をノブで選ぶことができます(レビュアーにそのような方がいます)。
サンワサプライ マルチメディアスイッチ MM-SW3N
一番価格の安いのがこれ。しかしその分、耐久性の点でのマイナス評価も目立ちます。
最初にこれ(またはこれの旧機種)を買ったあとで上に紹介したような別の商品に買い替えたというレビューがちらほら。
2入力1出力、または1入力2出力の使用が可能。側面にボリュームもついています。
オーディオセレクターのまとめ
オーディオセレクター(スイッチャー)のおすすめ製品を紹介しました。
これがあれば、昼間はスピーカーで、深夜はイヤホンでといった使い方が容易になります。
テレビとPC、ゲーム機など入力側を選択する用途にも使えるので、アイディア次第でオーディオ環境をより便利に使いこなすことができます。