100万語を目指して英語の多読を始めると、いま読んでいる本や、次に読む本の語数が知りたくなる。
ラダーシリーズなどでは、カバーや出版社のサイトでそれぞれの本の語数を調べることができるけれど、それ以外の一般の書籍や0円で読めるKindle本などの場合、そもそも語数の表記はないことが多い。
そんな時は1ページあたりの語数をざっくり把握したうえで、余白や本文のページ数を勘案して計算したりする。
でも、この方法は面倒なので、もっと簡単におおよその語数が知りたい。
英語多読番外編・英語の本の語数を調べる方法
おおまかに語数を知りたい
いま読んでる本の語数をざっと知りたいんだけど、本には語数の記載がない。
1ページあたりの語数を数えるのも面倒だ。
そんな時は、本の英語タイトルに「Word Count」(ワード・カウント)を加えて検索してみよう。
試しに「The Alchemist」(アルケミスト)に「Word Count」を加えて検索してみた。
Word Count
そうするとこうして語数が載っているページが出てくる。
よく出てくるのは、このReading Lengthというサイト内のページだ。
ただほとんどの場合、表示されている語数は実際に数えたものではなく、特定の本のページ数などから推定しているもので、サイトによってはけっこうばらつきもある。
Google検索ではひとつの書名に対して語数の載ったページが複数出てくることもあり、その場合、双方で載っている語数に食い違いがあることが多い。
これはサイトによって推計の方法が違ったり、Reading Length内でも、紙の本のページ数から推測した語数と、オーディオブックの長さから推測した語数がそれぞれあるためだ。
同じサイト内でもこのように4万8000語と5万7420語とふたつの数字があったりする。
こんなときには、僕は基本的には、数の少ないほうを採用することにしている。
今後英語の本を読み続けて計算上100万語に到達したときに、実際には読んでないのにクリアしたと考えてしまうよりは、100万語は確実に超えているだろうと思えるほうがいい。
Googleスニペット
ぼくは現在『オズの魔法使い』(The Wonderful Wizard of Oz)を無料のKindle本で読んでいて、そのAmazonのページには総語数が掲載されていない。
そこで書名にWord Countを加えて検索してみた。
たまにGoogleがそれらしき答えを既存のサイトから抜き出して、こうしてスニペットとして表示してくれることもある。
Googleが引用しているサイトによると4万2006語になるそうだ。
ただ、オズの魔法使いの本には子ども向けのものなどいくつもバリエーションがあって、「1万9000語(76ページ)」とか、「3万7265語(84ページ)」とか、それぞれ大幅に表示される語数が違う。
だからここでも少ないほうの語数を採用すると、原著の語数からは離れてしまうだろう。
妥当な数字を見つける
いくつかの数字のなかから、ぼくは今回、講談社英語文庫版の38,815語で計算しておくことにした。1の位まで数字が出ているところを見ると、信ぴょう性は高そうだと判断した。(多いところでは5万9000語としているサイトもあったが、Kindle本のページあたりの語数とページ数から見ても、そこまではありそうにない。)
あまり数字を欲張らず、自分の判断で妥当と思われる数字を採用するのがいいと思う。