本や重量物を収納して運べる丈夫な折りたたみコンテナの選び方

折りたたみコンテナ、通称オリコンは、業務用の通い箱としてだけでなく、一般家庭内でも収納用品として、また宅配ボックスとして、さらに車のトランク内ボックスやバイクの荷台用ボックスとしても、いろんな用途で使われている。

今回はその中でも「頑丈さ」に重きを置いて、折りたたみコンテナを選んでみよう。

つくりの丈夫さ、ハードユースに耐えうるかどうかは、同じ容量どうしで底面耐荷重(収容重量)や耐圧荷重(積み重ね耐性)を比べることで、ある程度判断できる。

頑丈な折りたたみコンテナの選び方

耐荷重

同じメーカーの同容量なら、作りのタイプが違っても耐荷重は同じであることが多い。これはある程度安全マージンの余裕を見て、統一できる数字に揃えているのかもしれない。

底面安全荷重を超えたらすぐにも底が抜けるというような数字ではないけれど、もちろんこの数字が大きいに越したことはない。

互換性

積み重ねの互換性は、同一メーカー同一シリーズなら確保されている(あたりまえか)。しかし業界統一の基準はないようで、メーカー違いはもちろん、メーカー内の同サイズでも昔のものと今のものを積むとぴったり合わずに傾くという例もあるようだ。

複数スタッキングする予定であれば、同シリーズで揃えるのが無難だ。

折りたたみコンテナのメーカー

トラスコ中山(TRUSCO)

トラスコ中山はAmazonで物流コンテナを検索するといつでも一番最初に出てくる、おそらくAmazonの小売りオリコンではもっとも人気のあるメーカーだ。

なかでもダンボーのコンテナが、サイズからすると少々お高めにもかかわらず売れていて、たしかにかわいいとおじさんの僕でも思う。

しかし耐荷重はわずか8kg。これではおもちゃの整理などには良くても、本など重たいものを入れて持ち運ぶのには心許ない。

トラスコ中山はコンテナにしてもカートにしても手工具の類にしても、デザインは洗練されているんだけどモノの品質としてはまあ並みの(…と言って悪ければジャンル内の最上級には一歩及ばないような)商品が多い印象だ。もちろんそのおしゃれさを買って選ぶのは全く悪くない。

50Lと20Lサイズがある。(ダンボーではない)透明タイプは、衣類などを入れても中身がわかるので整理がしやすいだろう。

75Lの大型コンテナなら、耐荷重も20kgある。一人で運ぶにはこれくらいが限界の重さだろうか。

その他のトラスコの折りたたみコンテナはこちらから(Amazon)。バリエーションは数多い。

Amazon.co.jp:産業・研究開発用品 : 物流コンテナ : トラスコ中山(TRUSCO)

 アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマも折りたたみコンテナのラインナップを持っている。

このメーカーのコンテナは、大雑把に言ってしまえば、家庭内で軽量級のものを整理するのに向いている。

重量物に耐えそうなシリーズ(品名に「ハード」が付いている)もあるものの、次に紹介する松本産業と比べると、少し価格面で値付けが高いように思う。

Amazon.co.jp:産業・研究開発用品 : 物流コンテナ : アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

松本産業

トラスコやアイリスには知名度では劣ると思うのだけど、折りたたみコンテナでは、松本産業が僕のイチオシだ。

50Lの耐荷重は底面20kgと、トラスコの8kgと数字だけ比べても十分高い。

基本的に業務用なので、知る人ぞ知る存在なんだけど、その頑丈さに定評のあるのが松本産業のオリコンなのだ。ツイッターで検索したら一番最初にこのツイートがあった(僕のツイートではありません)。

メッシュタイプ、蓋つき、蓋なし、クリアタイプの基本形に、積んだまま中身にアクセスできる扉付きなどのバリエーションがある。

ブルーだけでなくブラックやホワイト、オリーブグリーンなどの色も豊富だ。

こちらにAmazonにおける一覧をリンクしておく。

Amazon.co.jp:産業・研究開発用品 : 物流コンテナ : 松本産業

それに加えてできれば上に紹介したクリアタイプ50Lのカスタマーレビューも読んでもらえると、その信頼感も伝わるのではないかと思う。

晴れ時々Amazon
安心して使用できるのが一番
2018年7月21日
Amazonで購入
今までは、割れたり変形したりと、結局何のために買ったのかと、何度も後悔した事がありました。
安いだけで商品を購入していた自分に反省です。
ある時、この商品を目にして一度購入してみようとチャレンジ。
私的には、後悔は全くなしです。求めていた商品をやっと見つけたという感じです。
それからは、荷物の整理の度に、何度も購入するほど、安心して使用できる商品です。
頑丈なだけに単体での重さはあるので、重ねて持ち運びする時は、無理しないで台車を使用しましょう。

この書き込みのほか、引っ越しで重い本を運んだり、会社の機材を運搬する用途などでも好評を得ており、信頼性の高さがよくわかるだろう。

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