(※本記事は2020年6月29日に作成しました。)
「他府県のマツキヨで65枚入りのマスクが657円で売られてた」という情報をSNSで見たので、あれだけ高かったマスクもとうとうそこまで安くなったかと思い、ぼくも町内のショッピングセンター内にあるマツキヨに行ってみた。
そうしたら、65枚入り657円どころか、50枚入り2178円のマスクしか置いてなくて、そこのマツキヨでは何も買うことなく退散。
いやいや、いくらなんでも高すぎる。1か月くらい前の値段ではないか。
期待していただけに落胆も大きい。
Amazonなどの通販では、すでに50枚入りマスクが税込み1000円以下で買えるようになっているから、できれば実店舗でもそれに近い値段で買いたい。
そしてぼくは枚数ももう少し少なめでよく、20枚で500円~600円くらいならリーズナブルだと考えていた。
マツキヨを出てから別のドラッグストアにも行ってみたのだけど、そこのお店にはそもそも箱マスクを置いてないような感じ。
不織布マスクはすでに市場に潤沢に出回って値崩れしているというのは、一部の地域だけなんだろうか。それともわが町が時流に取り残されているのか?
まあしかたない、こんなに高いならもうAmazonで買おうと思って、ぼくはマスクのことはいったん忘れてダイソーにおもむいた。
ダイソーにアイリスオーヤマのマスクを発見
ダイソーで買うつもりだったのは、そろそろ切れそうになっている「スゴふわっ綿棒」だ。
これは耳掃除が快適な柔らかい綿棒で、これを使うともうほかの綿棒は固くて使いたくなくなる。
柔らかさが特徴の綿棒は世の中にいろいろあるだろうし、もっと柔らかい綿棒もいくつもあるだろう。でも、110円という低価格がなにより頼もしい。
しかしその「スゴふわっ綿棒」も、きょう行ったダイソーにはなく、ここでもまた空振り。
結局ガチャックに似た文具の「クリップスライダー」だけ買って、レジでお金を支払おうというとき、ほぼレジ内といっていいくらいの場所にさりげなくマスクがあるのを発見して、「これもお願いします」といって買ってきたのが、あとでみてみるとアイリスオーヤマのマスクだった。
ちなみにガチャックってこれね。
アイリスオーヤママスクは7枚220円
このマスクはダイソーのオリジナル製品ではないからか、「200円」と印刷されたハート型の紙が貼ってある。
ダイソーの自社企画製品は、200円商品であればパッケージに200円と印刷してあったり、200円のタグが付いている。
社外の製品でなおかつ100円じゃない商品なので、こうして値段を書いた紙を貼ってあるのだろうね。
そして自社製品じゃないということは、今回その店舗で見つけたのはたまたまで、ダイソーの全店舗で買えるわけでもないのかもしれない。
アイリスオーヤマのマスクの特徴
このアイリスオーヤマのマスクを、ダイソーの別のマスクと比べてみよう。
7枚入り、メイドインチャイナ、全国マスク工業会会員証の表示がある。
対してダイソーマスク。
去年(2019年)の4月、つまり新型コロナがまだ影も形もないころに買ってあったダイソーのマスクは、10枚入りで108円だった。しかも個包装。去年はこんな値段だったんだね。
上がそのダイソーマスク、下がアイリスマスク。
使っている不織布そのものが、すでにアイリスオーヤマのほうが厚い。そして、アイリスのマスクは、耳にかけるひもが伸び縮みする。ダイソーのほうは伸縮性がほとんどない普通のひもだ。まあ価格差分はあるといえるだろうか。
不織布の畳まれ方はアイリスがいわゆるΩ型で、プリーツの中央部が一番外側にきて、段々の上下が顔に近い側になるように折られている。
ダイソーは波型というのか、上のほうが一番外側で、段々が下に行くほど内側に折りたたまれる形だ。
折り方によって一概に性能的な差は生じないそうだけれど、Ω型はマスクをかけるときに裏表を間違えるとちょっと不格好に見える。
そしてぼくはしばしば間違えているらしい。
マスクの密着性を高める工夫
アイリスオーヤマのマスクは、頬のところに切れ込みがあるのも特徴だ。
ぼくはマスクの横から息がツーツーなことが気になって、以前から耳の後ろのひもを少し結んだりしている。そうすると顔とマスクの密着度が増して、空気が横から漏れる量が少なくなる。
こんなふうに。ていうかぼくはきょうもマスクの裏表を間違ってたんだな。
アイリスのマスクは結ばなくても頬にフィットしてくれるだろうか。
不織布マスクの値段について
アイリスオーヤマの不織布マスクは、中国からの輸入ものの箱マスクよりはまだ高いけど、箱で買えれば通販でもまあまあ低コストで入手できるようだ。