イギリスの国旗のタンノックウェハース
ユニオンジャックでおなじみのお菓子
沖縄のスーパーに売っているお菓子に、タンノックウェハースというものがある。
輸入菓子として昔からあるものなので沖縄土産として雑誌に載ったりすることもあるんだけど、子どものころはこの商品名がなかなか覚えられなくて、「イギリスの国旗のチョコ」などと言っていた。
Tunnock's CHOCOLATE WAFER CREAM とパッケージには書いてある。
輸入・販売している会社の車にもこのパッケージのイラストがあしらわれていて、現在の県内でも、タンノックという名前より「イギリス国旗のチョコ」のほうがまだ通りがいいかもしれない。
キットカットとの共通点
中身はこんな感じ。重ねたウェハースをチョコでコーティングしてある。
キットカットといい、イギリスではこういうお菓子がポピュラーなのだろうか。
キットカットと比べると、ボリュームがある分だけ、タンノックのほうが食べた感じがある。
でも見た目ほど重たくはないのだ。
輸入菓子の人気者
スーパーの店頭ではこんなふうに売られている。
「タンノックウエハースチョコ」。
20年くらい前まではこれが1個50円だったのを覚えているので、いまの値段は割高に感じてしまう。4割の値上げだ。
このような6個入りのパッケージとか、12個入りの箱売りなどがある。
エムアンドエムズやスニッカーズなどの今では日本法人が販売している商品も、こんなふうに輸入菓子コーナーとしてまとめられていることが多い。
ミント味のアンデスチョコなんかも沖縄ではポピュラーだ。
タンノックもおそらく、アメリカ経由で入ってきて沖縄に定着している輸入製品のひとつなのだろう。
地域に根付いた人気商品が日本各地にあるけれども、沖縄では、このように米軍統治下の時代が長かった影響がうかがわれる商品も数多い。そしてそういう商品の一部は、時を経るにしたがって日本のメーカーの同様の製品に置き換わったりしている。
「カーネーションミルク」を最近見ないような気がしているけど、まだあるんだろうか。
タンノックだと思っていたのに
ところで、ここまでタンノック、タンノックと繰り返してきたけれど、先日、このタンノックについて衝撃的な事実が新たに判明した。
ふと何気なく裏を見てみると…、
た、「ターノック」?
そして、「ワイファークリーム」!
「ターノックチョコレートワイファークリーム」がこのチョコバーの正式な商品名なのだった。
これってきっと、耳英語がこんにちまで残っているのだろうな。COFFEE SHOPをコーヒーシャープと表記した沖縄の先人のカルチャーを垣間見る思いだ。
通販では1個10円なのだが
タンノックウェハースはAmazonでも売っている。
業者によってはこのように、1個10円という驚きの価格で提供されているのだ。
でも、安いと思って30個カートに入れてみたら、表示された送料が高くて、とてもとてもリーズナブルとは言えなかった。
1個10円で売れるわけがないのはその通りだろうけれども、送料の設定で利益を出す商法は好ましくないと思うなあ。
タンノックはチョコレートウェハース以外のお菓子も出していて、こちらは沖縄ではさほどの人気を得ていないようだ。
どの商品が当たるかについては時の運もあったのだろう。地に落ちた種がたまたま根付いて生き延びたタンノック(ターノック)ウェハース(ワイファー)が、これからも沖縄で長く愛されることを願っている。