白バラ洋菓子店の雪塩バターブッセ

雪塩バターブッセ

本日のおやつは白バラ洋菓子店の雪塩バターブッセ。

食べてみたら商品名とはまた違った印象の味だったので紹介したい。

割ってみるとこんな感じ。

一口食べてみても別段塩の味はしない。最初に感じるのはアーモンドの風味だ。

塩気があるといわれれば、たしかにあるようでもある。しかしこれは…？

なめらかなクリームの中に粒だった触感があるが、これがラベルに書かれているホワイトチョコレートなのかというと、そんな味でもない。

不思議に思って挟んでいるケーキを開いてみると、角切りチーズが混ぜ込まれているではないか。

微かな塩気の正体はこれか。

チーズとは想像してないものが入っていたなと思いながら食べると、このチーズが味に奥行きをもたらしているような気もしてきた。チーズケーキだってあるんだしなあ。不思議ではない。むしろもっと大胆に入れた方がエッジの立った味になるんじゃないか。

しかし全部食べ終えても雪塩感もバター感もホワイトチョコレート感も皆無だったのは、なんともピントの合ってない商品名であるように思ってしまった。普通においしいけどね。

卵や小麦粉、糖類など以外の調味系の主だった原材料は、バター、はちみつ、プロセスチーズ、チョコレートコーチング、アーモンド、ねりごま、塩。

白バラ洋菓子店は現在は寄宮十字路の東側に移転しているようだ。いつごろからだろう。

ぼくが小さいころ、セントラル病院の向かいにあったころには、たまにお使いで行きましたよ。

あの辺りにはトーエ洋菓子店もあるし、古波蔵方面に降りればボンファンもある。老舗のケーキ屋さんが健在な町といった観かたもできそうだ。