先月ニンテンドースイッチを買って、『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』を今月上旬までにクリアした。
いやはやテレビゲームもここまで進歩を遂げていたんだなと感慨を持って振り返るとともに、これは大変な時間泥棒だから、新作の『ティアーズオブザキングダム』は当分買わないことにしようと心に決めていた。
しかしその決意は半月しか持たなかった。もう買ってしまったし、始めてしまった。
ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム
ほどほどに楽しみたい
ぼくはスマホのゲームもしたことがないし、家庭用ゲーム機を買うこと自体が久しぶりで、初代プレイステーションで音楽ゲームなどを短期間遊んで以来だったから、いまの本格的なゲームには、全然免疫がない。
そんなこともあり、すでに歴史的名作のほまれ高い前作、ブレスオブザワイルドには、手もなく篭絡され、余暇のほとんどすべてをつぎ込むほどに熱中してしまっていた。
あまりにもやめられなくて自分でもどうかと思うくらいだったので、ティアーズオブザキングダムはせめて、本を読んだり運動したりする時間は確保しながら遊びたい。
事前情報はゼロでスタート
ティアーズオブザキングダムについては、購入時に公式画像の一部だけ、目に入ってしまった(リンクがなんか車みたいなのに乗っていた)。
しかしそれ以外は予告動画も見ていないし、ゲームの内容やユーザーの評判まで含めて、事前の情報には一切触れないようにした。
ブレスオブザワイルドの続編ということなので、ハイラルのマップは前作と同じなのか、カカリコ村やハテノ村や、その他の町も存在するのか、そんなこともまだ知らない。
マイナーからメジャーコードに転調してほしい
導入部を経て、最初の数時間、野生児のような格好のリンクとともに始まりの空島を探索した時点では、序盤からパズル的要素が濃くなっていて、前作のようなのびのびとした開放感や爽快感はまだ薄い感じがする。
風景も秋色で黄色っぽいし、音楽もどこか物寂しいので、言ってみればB面とかマイナー調という印象だ。この先ハイラルの緑の大地に降り立てば、その印象も変わっていくのだろうか。
前作では、ハイラル城の周囲に現れていた5本の柱について、よく説明されなかったように思う。これが、地下のシーンから始まった今作と関係あるのかどうか。
まあ別に関係なくてもいいです。ゼルダ姫もお姉さん風に髪が短くなってより魅力的になっていたことだし、とりあえずリンクくんには早く散髪させたい。