コーヒー缶のフタの部分を取り外して、ペン立てとして再利用したい。
このフタは缶切りで切るなどしなくてもヘリの部分を削ることで割と簡単に取れるらしいので、実際にやってみた。
スチール缶のフタはヘリを削れば外すことができる
やすりで削ろう
ふたを削るのには100均で買った鉄工やすりを使った。
やすりには丸みのついた側と平たい側があり、どちらかというと平たい側のほうが削りやすく感じた。こういう形を半丸というらしい。
ごしごしこすっていると、確かに少しずつ削れているようだ。
しかし缶を手に持って削っていたので缶の縁からやすりが滑って手に当たり、指を軽くすりむいてしまった。
切れ目が見えてきた
3分くらいこすっていると缶のへりの一部に切れ目が見えてきた。
これがぐるっと一周回ればふたが取り外せるのだろう。
だんだん感じがわかってきて、削っているときの感触が変に引っ掛かる感触に変わることで、切れ目に届いたことがわかったりする。
そろそろかなとプルタブを引っ張るとぱかっと取れた。
このようにきれいに外すことができた。缶切りだとこうはいくまい。
かかった時間は様子を見い見いしながらやって6~7分だろうか。勝手がわかってきたらもっと短い時間で取り外せるようになるだろう。
ヘリの部分は紙やすりなどで均しておけば危なくない。
スチール缶のフタは磁石に付かない
スチール缶なので、缶の胴部分はこうして磁石に付いて持ち上がる。
でもフタは磁石を近づけても全くくっつかない。
スチール缶のフタはアルミでできていることを今回初めて知った。アルミはスチールより柔らかいので、鉄鋼やすりで削れば案外簡単に取り外せるのだな。
アルミ缶のフタも外してみた
アルミ缶の缶コーヒー
珍しいのか一般的なのかわからないが、コーヒー缶にもアルミ缶のものがある。
ジョージアの缶がアルミだったので、これもふたを外してみた。
アルミ缶だと少しやりにくい
アルミ缶は柔らかいので、そっと握っていてもへこませてしまいそうになる。
今回は一周削ってプルタブを引っ張ってもなかなか外れず、スチール缶よりも削る量が多くなって時間もかかった。
これは接着剤の量が関係していたのかもしれない。今回の缶に使われていた接着剤は前回のスチール缶よりも多めだったようだ。アルミ缶一般がそうなのか、それともジョージアの缶が特にそうなのかはわからない。
ふたの固定には金属を巻き込んでいるだけではなくて、こんなふうに接着もされており、切れ目に届くまで充分に削っていてもふたが外れる気配がなく、頃合いを見定める判断が難しかった。
ためしに強く引っ張れれればいいのだけど、アルミ缶なので変形させてしまいそうになるのだ。
時間はかかったがこのように外せた。
ちなみにこれらの缶コーヒーは実家の冷蔵庫に誰も飲まないままずっと置いてあるものをもらったもの。最近は滅多に飲まなくなっていたけどブラックのせいか昔より美味しくなったのか、たまには缶コーヒーもいいなと思った。
近ごろは漫画やアニメ、果てはプロレス雑誌などとのコラボで限定缶がよく出てくるらしく、そういう缶をペン立てなどにリメイクする需要もあるだろう。そんなときにこの記事を参考にしてもらえると嬉しい。
やすりを使うときは、少なくとも缶を持つ側の手には手袋や軍手はしたほうがいい。すべり止め付きならなおいいだろう。