天気も読書も青空続きだった8月

Twitterのつぶやきで先月を振り返るシリーズ。2019年8月を振り返ってみよう。

夏の後半は、まずは財布の引き締めを肝に銘じるツイートから始まった。

前月の7月に購入したFire HD 8で自炊本をベッドで寝ながら読むために、タブレット用のアームのタイムセールを待っていたのだった。

8月はどんな月だったか

世間的にはタピオカブームが続いていたようだ。

タピオカは明治時代の村井弦斎『食道楽』にも出てくるし、戦前の沖縄ではタピオカの天ぷらを作っていたという記事もあった。そういえば昔、旧OPAビルの脇にあったのもタピオカ屋じゃなかったかな。

『食道楽』を僕は岩波文庫の分厚い2巻組みで読んだ。内容は「明治が舞台の『美味しんぼ』」と言えば大きく外れてはいない。食いしん坊の大原君が、心を寄せる料理上手な栗田さん(じゃなかった、お登和さん)に毎回美味しい料理を食べさせてもらう、恋愛グルメレシピ小説だ。明治時代のベストセラーで、漱石の短編「琴のそら音」にもタイトルが出てくるシーンがある。

去年、中公文庫からダイジェスト版として1冊にまとめた「現代語訳」が出ている。どんなものか手に取ってみてみたい。

村井 弦斎 (著), 村井 米子 (編集, 翻訳)
沖縄のタピオカ第0次ブームのレシピを再現してみる
タピオカが空前のブームだ。しかし、タピオカは戦前から沖縄では育てられていたのをご存じだろうか。昔のレシピを元に沖縄のタピオカ料理を作りたい。

8月は西日本を台風が襲い、月末には九州で大雨と水害もあった。その間テレビでは韓国叩きが延々ワイドショーをにぎわしていたようだ。情けないことであり、また嘆かわしいことだ。

8月の季節感を感じるツイート

8月上旬には夜の涼しさを感じることもあったのだけど、9月に入ってから暑さが厳しさを増している気がする。変な年だ。

夜はエイサーの練習が聞こえることもあった。フジロックのライブを見ていてすっかり気に入ってしまったクルアンビンを、YouTubeでも聴いている。

台風9号は沖縄本島では風台風だった。

小さな昆虫たちもそれぞれ夏を生きていた。しかしときどき食卓に上ってくる小アリは、かわいそうにその時点が寿命であった。頼むから今後は家に入ってこないでくれたまえよ。

今年は新暦と旧暦のお盆が同じ日で、地域のエイサーの活動期間も8月15日までだった。その後にも全島エイサーなどのイベントには参加したようだ。

前月は夜7時半くらいまで明るかったのだ。

数日降ったり止んだりの日があったほかは、メリハリなく晴れの日が続いている。

昼間が静かになると秋は近い。

節約生活の状況

日傘が必要なのは、ある程度の時間、外を歩くときなんだけど、そういう時は僕は手にカメラを持っていたりするので、写真を撮れなくなるようならやっぱり要らないかなあと考えたりしている。

ATMの手数料が400円とかブルってしまうよ。

本のためのベーシックインカムが欲しい。収入から月1万円でも5000円でもいいので、本を買う枠を作るのだ。でも収入が大きく増えなければ、現状とたいして変わらないか。

8月に買ったもの

タブレット用のアームはタイムセールで買うことができた。これで寝ながら自炊PDFを読んでいる。

これはとてもいい。スマホやタブレットで寝ながら読書していて腕が疲れてしまう人は買ったほうがいい。Unique Spiritのタブレット用アームと、ページめくりなどができる汎用Bluetoothリモコン。読書端末としてのFire HD 8の価値が倍増する。

自炊本はタブレットで読み、一方でPCでは、青空文庫の近現代小説を読んだりしていた。

数年ぶりの青空文庫ブームが到来している(のだけど、昨年末、TPP11を契機に文芸作品の著作権保護期間が作者の死後50年から70年に引き伸ばされた結果、1969年以降に物故した多くの作家の作品について、青空文庫への新規掲載がストップしているのがとても残念だ)。

それで紙の本で近現代の短篇小説のアンソロジーも10冊くらい買ったものの、そっちはまだ全然読んでいない。ひととおり読んだら年代順にまとめて記事にしてみようかと思っている。

いま買いたいもの

長年使っているコンベックスのロックが折れてしまったので、今月はそれを新しくしたい。

それとWindowsのアップデートでPCの空き容量が足りなくて面倒なことになったので、外付けSSDを足して作業スペースにすることにした。でもUSBメモリでいいかなとも思う。節約したいし。

毎年迷っているAC電源のカップウォーマーは、必要になる季節までまだ間があるので、今回も保留にしておく。

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