寝る前などに本を読みながらウォークマンで音楽を聴いています。
そのとき使っているヘッドホンの締め付けが少しきついと感じることがあるので、ヘッドホンの左右を内側から外側に押し広げるためのちょっとした工夫をしてみました。
耳が痛くなるヘッドホンの締め付けをやわらげてみたい
ヘッドホンの側圧
1時間くらい音楽を聴いていると、日によっては耳が痛いと感じることがあります。
このヘッドホンが耳をすっぽり覆うオーバーイヤータイプではなく、耳の上に乗せるオンイヤータイプだからでもあるでしょう。
またそのほかに、左右の締め付け、つまり側圧が強いという理由もありそうです。
(あるいは単にぼくの頭が大きい。)
樹脂の弾力を利用する
手元にこういうものがあります。
100均のクリアブックの表紙です。
使わなくなったクリアブックを分解して、B5用の下敷きにでもしようと表紙だけ取ってあったものです。
一般の下敷きよりは、かなり柔らかいです。
これをためしにヘッドフォンの内側に沿わせてみると…、
開き幅が大きくなりました。
先ほどは左右のイヤーパッドがくっついていたのが、かなり間隔が開くようになりました。
これをこのまま頭にかぶると、ヘッドホンの側圧をほとんど感じずに音楽を聴くことができます。
ヘッドホンの側圧を軽くする
ということで、これを短冊に切ってヘッドバンド部分にくくりつけてみます。
細く切るとそれだけ反発力も小さくなるので、手元にもう少し固めの、あるいは厚めの素材があれば、それを使いたかったですね。
ダイソーにはPPシートがあったはずなので、そっちのほうがより適しているんじゃないでしょうか。
今回は思い付きを試しているとりあえずの実験なので、効果が弱いと思ったら、複数枚重ねてみることにします。
結局、細切りの短冊を4枚重ねました。元の表紙の半分強を使っています。
マスキングテープで束ね、ひもを通してヘッドバンドにくくり付けました。
右と左の耳当て部分が今は少しだけ離れるようになっています。
改善点は、やはりもう少し反発力のある素材を使いたかったというところですね。適当な素材が見つかれば取り替えようと思います。
昭和の子供だったら「竹ひご」と「たこ糸」を使うところかな。適当な長さの竹ひごをヘッドバンドの外側にたこ糸でくくり付けておしまい。
「ヘッドホン側圧リリーバー」的な取り外しできるアタッチメントを市販したら、ひょっとしたら商機があるんじゃないかと思います。