テレビやPCモニターの裏に収納ラックを自作できるVESAマウント用「M4」化粧ビス

PCのモニターの裏に、ワイヤーネットを曲げて自作した収納ラックを取り付けてみた。

多くのテレビやPCモニターの裏にはVESA(ベサ)マウントという規格のねじ穴が開いているので、ラックの取り付けにはそこを有効利用した。

VESAマウントに適合するM4ねじでモニター裏にラックを自作

VESAねじの規格

VESAマウントはモニターアームやテレビの壁掛け用などに使われるモニター固定用のマウントで、共通規格としてモニター類に広く普及している。

詳しく見ればVESAマウントにもいくつかの種類があるけど、もし使っているモニターの裏にたてよこ10cm間隔のねじ穴があれば、それが最も一般的なVESAマウント(VESA100)になる。

取り付けに使うねじにも「M4の10㎜」という定めがあり、ノギスの棒で測ってみるとぼくのモニターにもたしかに深さ10㎜の穴が設けてあった。

ライブクリエータ - VESA規格

今回は取り付ける物の厚みも考慮して12㎜のM4化粧ビス(化粧ねじ)というものを購入した。

こちらの製品はつまみが付いているのでドライバーやレンチなどがなくても手で取り付け・取り外しができる。

ちなみにM4というのはねじ部の直径が4㎜という意味だ。

4個あればいいんだけどトラスコの25個入りのを購入した。個数の少ないのよりこちらが安かったので、たくさん余るけどまあ損はしてない。

VESAねじの穴に入れてみる

ワイヤーラックを取り付ける前に、ちゃんと穴にはまるかどうか試しに1個入れてみた。

脚部分が12㎜なので奥までねじ込んでもこのように少し隙間が空く。Amazonには長さ10㎜のものもあったけど、長いぶんにはワッシャーでも5円玉でも入れれば不都合はない。

化粧ビスはM4のただのボルトよりもつまみ部分が大きく、多少ラックが動いたとしても外れにくいだろうから、こうした用途には適している。

ダンボールに10cm間隔で穴をあけて抑え代わりにした。

下のほうは樹脂のつまみでワイヤーをモニターに挟み付けるように締めている。

PCモニター裏ラックの完成

とりあえずUSBハブとオーディオセレクターを載せた。PCの裏でごちゃごちゃになりがちな配線ケーブル類をワイヤーネットに結束するなどすれば、表側からの見た目もスッキリさせることができるだろう。

同じ種類でつまみの黒いタイプもあった。

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