ベテルギウスとコロナウィルスを気にしてた1月

ベテルギウス

2020年1月のツイートから

個人的なツイートで2020年1月を振り返る。

1月の世の中のできごと

2020年の1月17日は、阪神淡路大震災から25年目にあたる日だった。

そうね、もうそれくらい経ったねという気もする。でも、あのニュースに初めて接した瞬間を、僕はこの先も忘れることはないだろう。

数年前に『M7.3―子どもたちの見たもの』という本を買って読んだ。

阪神大震災を子ども時代に経験した若者たちの写真とインタビューで構成された本だ。

日常的な語彙で淡々と語るしかないような形で幼い心の中に残された震災の記憶とは、そして傷とはどのようなものだろうかと深く考えてしまう。

撮影は横木安良夫さん。若者たちの写真のほかに、当時の破壊された街を同じ位置から同じ構図で撮った写真などもあった。

[Photographer's File ] #1 横木安良夫

当時の破壊のあとを全くうかがうことのできない写真もあれば、細部にまだその痕跡やモニュメントを残している風景もある。

安易に類推するつもりはないけれど、子どもたちの成長にも、街がそうであるような様々な再生過程があっただろうなと思った。

 

1月には、オリオン座の1等星のベテルギウスが爆発・消失するかもしれない(あるいはもうなくなっているかもしれない)という話題もSNSに上がっていた。

 

そしてコロナウィルス。月末の今でも中国発のコロナウィルスの不安は拡大しながら続いていて、収束は見えない。外を出歩く人々もマスクをしている人がずいぶん多い。

そんな世界規模、宇宙規模の心配をよそに、日常生活は日常生活で、気抜けするようなミクロな問題も起こり続けている。

僕の1月

こういうこともまた人生の細部なのだ。

1月の季節感

この冬は明らかな暖冬だけれど、1月に入って、ああ冬ってこうだったなと感じる日も出てきた。

例年だと12月の半ばまでにはベッドに敷く銀マットも、今年は1月中旬になってようやくセット。

この銀マットは、ウレタンマットにアルミを蒸着したもので、ベッドのパッド下などに敷くと高い防寒効果がある。寝るとき寒い人には、最も安上がりな防寒対策としておすすめだ。

冬場になると100均にも置いてあるけれどウレタン部分が2mmくらいしかなく断熱性が低いので、厚みのあるものをホームセンターなどで買うといい。

これ1枚敷くだけで、体温を逃がさないのでとても暖かく、ぐっすり熟睡することができる。僕にとっては冬の必需品になっている。

 

東京や神奈川にいたときはツワブキは10月中に咲き始めていた。沖縄では、その黄色い花は12月に入ってからよく見かけるようになる。それが今年は1月にずれ込んでいて、ここでも暖冬の影響を感じる。

桜も一定期間寒い日が続かないと開花しないので、今年は遅めになりそうだ。

冬は鍋がおいしいけれど、その中でもスンドゥブは旨いね。

1月に見たDVD

今月はそのほかに『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『我等の生涯の最良の年』を消化した。でも週に1本は見たいな。

買ったもの

そんなわけでティーバッグのほうじ茶を買って食後に飲んでいる。冬はこちらがいいかも。

ダイソーの平たいメッシュケースではなくて、旅行用品コーナーにあった、持ち手を収納できるメッシュバッグにした。これで買い物用の大きいかばんの中で財布などをごそごそ探さなくてもよくなった。日々、こうして、生活の小さな向上は果たされているのだ。

結局ボールペンも万年筆も買って、書写は万年筆ですることにした。

そうしたら今度はインクで迷っている。

今回、切手を買うためだけに「簡易郵便局」というところに初めて行ってみた。

なんでも簡易局の施設は個人で用意するそうで、JPの運営する郵便局とは違い、昭和の空気が残っているようで古いなりにいい感じだった。

買いたいもの

当初はまあまあいい革靴を買うつもりでいたのだけど、やっぱり高いのを買うのはよそうと思い、さらにいつの間にか、ウォーキング用の靴に目移りしてしまっている。

それもはじめはアディダスのギャラクシー(GLX4)を検討していたのに、それはやめてAmazonで無名メーカーの2500円のシューズを買おうと思い、さらにそれもやめて今ではワークマンで980円の靴を買おうかと考えている。

価格のことも含めて満足感の高い買い物ができればいいのだ。

深海とか蒼墨とか霜夜とかは、インクの銘柄。おしゃれな名前のインクは、ベーシックなものより少し高価だ。

色はいいんだけどね。

迷うのもまた楽し。

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