『究極の英単語SVL Vol.2』で基礎英単語に抜けがないかどうかチェックだ

アルクの『究極の英単語SVL Vol.3』を、一応マスターした。

とりあえず今この瞬間には、収録の3000語をしっかりと覚えている(時間が経つにつれてポロポロと忘れていくだろうけど)。

続いてVol.4に進む前に、一度後戻りして、もっと易しい基礎的な単語に抜けがないかを一応確認しておこうと、『Vol.2』のほうも買ってみた。

そしてざっと3000語をチェックしたら、案の定、全然知らない単語が見つかった。

究極の英単語SVL〈Vol.2〉中級の3000語

『究極の英単語SVL』シリーズ

アルクの『究極の英単語SVL』シリーズは、Vol.1~4の計4冊が出ている。

(その上に『セレクション』『プレミアム』もあるけれど、体裁としては連続していない。)

こちらのVol.1からVol.4までは、中学1年で教わる易しい単語から、出現頻度が高いとされる順に各巻きっちり3000語ずつが収録されている。

つまりそれぞれが3000、6000、9000、12000語レベルだ。

ぼくはVol.3を終えたところなので、アルクの基準でいえば、現時点で累計9000語レベルに到達していることになる。

まあ9000語といっても、このシリーズでは、-nessとか-lyとかの、語幹を同じくする名詞、形容詞や副詞などの派生語もそれぞれ1単語と数えているので、一般的な感覚に従うなら、もっと少なく見積もってもいいとは思う。

古書で買ったVol.4だけオビがついてなかったので見た目が違う。

Vol.2に戻る

さて、9000語レベルのVol.3を終えたところで、いったん後戻りしてあやふやな単語をしっかり潰しておこうと、6000語レベルのVol.2を購入した。

Vol.2の単語はざっくり高校生~大学生レベルで、大学受験用に使うのであればVol.1が適切と思う。

高校卒業以降にいくらか学びを進めていたり、すでに英語で本を読んだりしているなら、Vol.34でさらに語彙を拡充したい。

ぼくは今回Vol.3のあとにVol.2をざっとチェックしてみたら、99パーセントは覚えていたけれど、見覚えのないような単語もやはりいくつかあった。

うろ覚えの単語

日本語の意味のところを紙で隠して、英単語だけをどんどん縦に読んでいった。

すると10ページに1回くらい、目が引っ掛かって、えーっとこれはなんだっけと思う単語がある。

「plunge」とか「errand」とか「defendant」とかの単語で、紙をどかして意味を確認すると、そういえばそうだっけと、うろ覚えだったのがわかるようなことがあった。

文中で出てくれば、場合によっては文脈から推測できそうと思うレベルだ。

全く知らなかった単語も

この本は単語がずらっと並んでいるだけでなく、学習者が効率よく覚えられるように短い例文も用意されていて、3000語のうち半分くらいの単語は、印象的な例文の中に巧みに埋め込まれている。

だから例文を先に読めば、見たことのない単語でも意味を推測しやすい。

しかしぼくはまず単語だけを見ていったので、「commence」、「stale」、「graze」などの単語については、単体で見ただけは、さっと語義が浮かばなかった。おそらくぼくにとって、これまでに一度も記憶したことがない単語だ。

「celery」という単語では、なんだこれは……と思いながら10秒くらいじっと見つめても全く思い当たらず、紙をはぐって「セロリ」とわかった時には、こんなつづりだったのかと軽く感動さえした。

また「dishwater」は、皿を洗う水、洗ったあとの汚れ水といった意味だそうで、まあ見たままの意味なんだけど、そんな単語もあるのかと感心した。しばしば「dull as dishwater」という慣用句として使われるらしい。

多義語の第二義以下の意味

多義語で、第二、第三の意味を知らなかった単語もけっこう見つかって、これはありがたかった。

「legend」には、(地図などの)凡例という意味もあるそうだ。

「ass」にはロバという意味があり、しかもこの本では第一に挙げられている。この単語がロバという意味で使われている例を、ぼくはこれまでに一度も見たことがなく、そして別の意味では何百回も目にしているのだけど、これは要するにぼくに品がないからかしら。

こんなふうに基礎的な単語にもまだ抜けがあることが分かったので、一応とりあえず、Vol.2を買ってみた甲斐はあったということにしたい。

このVol.2には、巻頭に30ページ弱を割いて「超基本! スピード英文法講座」という文法の解説も載っており、これもおさらいとして役立った。

こうなったらせっかくだからVol.1も買ってみたくなるけど、それはVol.4を終えて余力があれば考えたい。

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